「移動が楽」「耐震に強い」「コミュニケーションが取りやすい」などの理由から、近年、平屋の人気が高まっています。明石市で平屋に住みたいものの、賃貸と注文住宅のどちらにすべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。
平屋の賃貸と注文住宅は、それぞれメリットとデメリットが異なっているので、自分のニーズに合う方を選ぶことが大切です。
この記事では、平屋の賃貸と注文住宅それぞれのメリット・デメリット、両者を選ぶうえでのポイントなどについて、詳しく解説していきます。これから明石市での平屋暮らしを検討している方は、ぜひ参考になさってください。
平屋とはどんな家？
平屋とは、2階や3階がなく、地上階のみで構成されている住宅を意味します。
平屋は維持に必要なランニングコストも安く、耐震性も確保しやすいため、長い目で見て安心して暮らせる家です。また、階段がないことから、子どもや高齢者の転落事故が防げるメリットもあります。
そのため、若者の1人暮らしから子育て世帯、シニアの2人暮らしに至るまで、幅広い世代の間で人気を集めています。
明石市で平屋一軒家の賃貸はある？
明石市で平屋一軒家に住みたい場合、注文住宅として建てるほかに、賃貸物件を借りるという選択肢もあります。
平屋の賃貸と注文住宅には、正反対のメリット・デメリットがあるので、自分のニーズに合った方を選ぶことが大切です。それぞれのメリットとデメリットについて、次の見出しから詳しく確認していきましょう。
明石市で賃貸の平屋を選ぶメリット
明石市で賃貸の平屋を選ぶことには、大きく以下3点のメリットがあります。
- 住み替えが自由にできる
- 設備の交換・修理の負担がない
- 固定資産税を負担しなくて良い
それぞれの詳細について、順にチェックしていきましょう。
メリット①：住み替えが自由にできる
明石市で賃貸の平屋を選ぶ1つ目のメリットは、住み替えが自由にできる点です。
注文住宅として平屋を建てると、住んでいなくても住宅ローンの支払いが必要なので、基本的に住み替えは難しくなります。一方、賃貸の場合は契約解除すれば、いつでも新しい場所に住み替えられます。
メリット②：設備の交換・修理の負担がない
明石市で賃貸の平屋に住むと、設備の交換・修理の負担をしなくて良いメリットも得られます。
賃貸の平屋に備わっている設備は、基本的に大家さんや管理会社に所有権があり、居住者はそれを借りている扱いになります。そのため、経年劣化や自然故障などで交換・修理が必要になった場合、その費用は大家さんや管理会社が負担することになります。
ただ、居住者が故意に壊したり、使用法が誤っていたりした場合はその限りでないので、賃貸の設備はなるべく丁寧に使うよう心掛けましょう。
メリット③：固定資産税を負担しなくて良い
明石市で賃貸の平屋を選ぶと、固定資産税を負担しなくて済む点もメリットでしょう。
固定資産税とは、土地や建物などの不動産や事業用償却資産などにかかる税金です。平屋が賃貸物件である場合、その所有権は借主である居住者ではなく、貸主である大家さんや管理会社にあります。そのため、どんなに長く住んでいたとしても、賃貸の平屋で固定資産税を居住者が負担する必要はありません。
明石市で賃貸の平屋を選ぶデメリット
明石市で賃貸の平屋を選ぶことには、主に以下3つのデメリットがあります。
- 間取りなどを自分で決められない
- 住み続ける限り家賃が発生する
- 老後は契約の更新が難しいことがある
それぞれの詳細について、以下で順にチェックしていきましょう。
デメリット①：間取りなどを自分で決められない
明石市で賃貸の平屋に住んでいる場合、間取りなどを自分で決められないことがデメリットになります。
平屋の賃貸は、既に誰かが間取りを決めて建てたものを借りることになります。そのため、自分の好みに合った間取りなら良いですが、好みに合わなかった場合は、ある程度妥協をしなければなりません。
デメリット②：住み続ける限り家賃が発生する
明石市で賃貸の平屋を選ぶ場合、住み続ける限りは家賃が発生し続ける点がデメリットになります。
先述の通り、賃貸とは大家さんや管理会社から物件を借りる契約です。そのため、どんなに家賃を払い続けたとしても、その平屋が自分のものになることはありません。
デメリット③：老後は契約の更新が難しいことがある
明石市で賃貸の平屋に住む場合は、老後に契約の更新が難しくなる可能性があることを覚えておきましょう。
賃貸契約は、借主（居住者）が安定して家賃を払えるという想定で成り立つ契約です。そのため、問題なく仕事をしている間は良いですが、定年などで仕事を辞めて年金暮らしになると、賃貸契約の更新ができないケースがあります。
また、老後は既存住宅の契約更新だけでなく、新規の契約も難しくなるため、住み替え時も注意が必要です。
明石市で平屋を注文住宅で建てるメリット
明石市で平屋を注文住宅で建てることには、大きく以下3つのメリットがあります。
- 間取りや設備を自分の好みにできる
- 自由にリフォーム・リノベーションができる
- 住宅ローン完済後は自己資産になる
各メリットの詳細について、順にチェックしていきましょう。
メリット①：間取りや設備を自分の好みにできる
明石市で平屋を注文住宅で建てると、間取りや設備を自分の好みで決められます。
平屋の注文住宅とは、自分たち家族のためのオリジナルの建物です。そのため、敷地面積や予算にさえ合っていれば、どんな間取り・設備も実現できます。たとえば、屋根裏を利用して書斎空間を作ったり、家の中央に中庭を設けてガーデンファニチャーを並べたり、アイデア次第で色々な工夫ができるでしょう。
メリット②：自由にリフォーム・リノベーションができる
明石市で平屋を注文住宅で建てると、リフォーム・リノベーションを自由にできるメリットも得られます。
賃貸物件が借り物であることとは対照的に、注文住宅は施主を含めた家族のものです。そのため、どのようなリフォーム・リノベーションを施したところで、周囲に迷惑をかけない限り、誰からも文句を言われることはありません。
メリット③：住宅ローン完済後は自己資産になる
明石市で平屋を注文住宅で建てる場合、住宅ローン完済後は家が自己資産になる点もメリットです。
しばしば毎月の家賃とローン返済が比較されますが、家賃が何回払っても終わりがない一方で、ローンには必ず終わりがあります。そしてローンを完全に払い終えた後は、それ以上の支払い義務はなくなるので、税負担などを除いて無料で住み続けられます。もちろん、平屋が不要になった場合は売りに出すことも可能です。
明石市で平屋を注文住宅で建てるデメリット
明石市で平屋を注文住宅で建てることには、以下3つのデメリットが考えられます。
- 住み替えが難しい
- メンテナンス費用がかかる
- 固定資産税がかかる
建ててから後悔することのないよう、それぞれのデメリットを正しく理解しておくことが大切です。1つずつ、詳細を確認していきましょう。
デメリット①：住み替えが難しい
明石市で平屋を注文住宅で建てる際は、住み替えが難しい点に注意しましょう。
注文住宅を建てる場合、一般的には住宅ローンを利用する方が多いですが、完済し終えるまでは支払いが続きます。そのため、たとえば賃貸などに住み替える場合、住宅ローンと家賃両方の支払いが必要になります。
また、新築の注文住宅に住み始めて13年間は、所得税や住民税を控除してもらえますが、家族全員が別の家に住み替えると控除が適用されなくなります。そのため、遠方に転勤になった場合は、単身赴任を検討する必要が出てくるでしょう。
デメリット②：メンテナンス費用がかかる
明石市で平屋を注文住宅で建てると、メンテナンス費用がかかる点がデメリットになり得ます。
家は長年住み続けると、多かれ少なかれ劣化が生じます。賃貸の場合は、劣化部分の修理を大家さんや管理会社に任せられます。また、劣化して住み心地が損なわれた場合は、新しい家に住み替えても良いでしょう。一方、マイホームである注文住宅ではそうもいかないので、費用をかけて修繕しなければなりません。
デメリット③：固定資産税がかかる
明石市で平屋を注文住宅で建てる場合、毎年固定資産税がかかる点に注意しましょう。
先述の通り、固定資産税は不動産などにかかる税金です。毎年1月1日を期日として、土地や家屋の所有者に課税されます。また、兵庫県内の市街化区域にある土地や家屋には、別途都市計画税も課税されるので覚えておきましょう。
賃貸？注文住宅？明石市で平屋を選ぶ際のポイント
明石市で平屋に住むにあたって、賃貸と注文住宅のどちらを選べば良いか決めかねている方も多いでしょう。
ここでは、明石市で賃貸と注文住宅どちらの平屋を選ぶべきかを、3つのポイントから確認していきます。明石市で平屋に住みたいと考えている方は、ぜひ参考になさってください。
ポイント①：老後も明石市内で暮らし続けるか
平屋の賃貸か注文住宅かを決める1つ目のポイントは、老後も明石市内で暮らし続けるかどうかです。
老後まで長く住み続ける想定であれば、平屋を注文住宅で建てるのが良いでしょう。将来的には自己資産になるため、老後の住居費を抑えられます。
一方、老後まで明石市内に住み続ける予定がなく、先々引っ越す想定であれば、平屋の賃貸物件を借りるのがおすすめです。賃貸ならば、必要に応じてスムーズに住み替えられるので、より自由な暮らしが実現するでしょう。
ポイント②：住宅ローンの返済スケジュールが立てられるか
平屋の賃貸か注文住宅かを決めるうえで、住宅ローンの返済スケジュールが立てられるかもポイントになります。
収入が安定していて、無理のない返済スケジュールが立てられる場合は、注文住宅がおすすめです。一方、収入が不安定で返済スケジュールが立てられない場合は、賃貸の方がリスクを軽減できるでしょう。
ポイント③：結婚しているか独身か
明石市で平屋に住むにあたって、結婚しているか独身かも、賃貸か注文住宅かを選ぶ際のポイントになります。
結婚している場合は、ポイント①・②で挙げたような事情がない限り、注文住宅がおすすめです。妻（夫）や子どもにとってのマイホームとして、家族全員が安心して暮らせる家が実現します。
一方で独身の場合は、1人で暮らすなら賃貸でも十分です。ただ、将来的に結婚したり、親と同居する予定があるならば、注文住宅を建てることも検討すると良いでしょう。
明石市のエリア情報
明石市は、兵庫県南部に位置する市です。東西に細長い形をしていて、神戸市・加古川市・播磨町・稲美町に隣接しています。また、市の南側は瀬戸内海に接していて、美しい海を眺められます。
明石市は、晴れの日が多く温暖で雨が少ないため、1年を通して快適に過ごすことができます。平屋で家を建てるには非常に良い場所だといえるでしょう。
明石市の地価平均の推移
明石市の地価は、90年代前半に一気に上昇したものの、その後緩やかな減少傾向となり、ここ20年間は横ばいの状態が続いています。
ただ、こちらのデータは明石市全体の平均値なので、実際はエリアによって地価が大きく変わります。そのため、これから明石市で土地探しをする際は、希望エリアの最新の地価を必ず確認するようにしてください。
出典：株式会社Land Price Japan「土地代データ」
明石市での平屋の注文住宅は「大工産」にお任せください
明石市で平屋の注文住宅を建てるなら、私たち「大工産」にぜひお任せください。
大工産の平屋は、無垢材をはじめとした自然素材を多く使い、「22℃の家」をコンセプトに建てられています。足元が常に22℃に保たれることで、1年を通して快適な木の家を実現させています。
2024年5月末に大工産の展示場を改装し、新たに平屋モデルハウスが完成しました。
こちらのモデルハウスは、足に優しい無垢のフローリングや、クロスと無垢板の両使いで、無垢の良さを表現しています。
また、一般的にモデルハウスは実際の家よりも広く作られることが多いですが、こちらはLDKをはじめ、すべてがリアルサイズのつくりになっています。そのため、実際の暮らしのイメージがしやすく、具体的な間取りや広さをリアルに体感いただけます。
明石市で平屋の注文住宅を建てようか検討している方は、この機会にぜひ大工産のモデルハウスをご訪問ください。
まとめ
今回は、明石市で平屋に住みたい方を対象に、賃貸と注文住宅のどちらが良いかについて、詳しく確認してきました。
平屋の賃貸と注文住宅どちらが適しているかは、人によって変わってきます。たとえば、将来的に自己資産となるマイホームが欲しいのであれば、平屋を注文住宅で建てるメリットが大きいです。一方、転勤などで明石市から引っ越す可能性が高い人にとっては、いつでも解約できる賃貸の方が安心だといえます。
今回ご紹介したことを参考にして、ニーズに合った方法で平屋での暮らしを実現させましょう。
大工産は、兵庫県加古川市に本社のある地域密着の工務店です。良質な木材だけを用い、夏は「さっぱり」、冬は「しっとり」、年中快適に過ごす事の出来る住み良い家づくりを得意としております。
兵庫県明石市、加古川市、神戸市、稲美町、播磨町、姫路市、その他近隣市区町村で平屋の注文住宅をご検討中の方は、ぜひ一度ご覧ください。
