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子育て世代に人気の間取りとは?実現するポイントについて詳しく解説

2024.10.30

子育て世代に人気の間取りとは?実現するポイントについて詳しく解説

「子育てがしやすい家づくり」を考える際、間取りは家族の生活を大きく左右する大切なポイントです。しかし、実際にどのような点に注意して間取りを決めれば良いか分からず、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、子育て世代に人気の間取りや、子育てしやすい間取り実現のポイント、そして実際の間取り実例について詳しくご紹介します。
これから家を建てるにあたって、子育てしやすい間取りにしたいとお考えの方は、ぜひ参考になさってください。

子育てに適した家の広さはどれくらい?

子育てに適した家の広さは、子どもの成長過程と人数によって変わりますが、一般的には60㎡以上が好まれます。

子育てに適した家の広さはどれくらい?

子どもがまだ小さいうちは、それより狭い40㎡程度の家でも十分でしょう。しかし、成長に伴って子どもの荷物が増えたり、活動スペースが広がったりすることを考慮すると、なるべく広い空間確保が望ましいといえます。
また、子どもが2人以上いる場合は、60㎡でも手狭に感じることがあるため、80~100㎡あると安心できます。
とはいえ、土地の広さや地価などの兼ね合いで、十分な広さを確保できないことも多いでしょう。そのような場合は、間取りを工夫して広さを補えば、コンパクトな家でも快適な子育てを実現できるようになります。

間取りごとの子育てイメージ

子育てを快適におこなうには、家の広さだけでなく、間取りも大きなポイントになります。
ここでは、1LDK、2LDK、そして3LDK以上の間取りそれぞれでの、子育てのイメージをご紹介します。

間取りごとの子育てイメージ

1LDKの間取りでの子育て

1LDKは、子育てをするうえで最小限の間取りだといえます。
子どもがまだ小さいうちは、1つの部屋をリビング兼子ども部屋にするなどすれば、問題なく子育てできるでしょう。
しかし、子どもが成長すると、自分の部屋を欲しがったり、荷物が増えて居住スペースが圧迫されたりする可能性が高まります。その場合、1LDKだと生活空間を完全に分けるのが難しいため、収納を活用して各部屋のスペースを広く確保するなどの工夫が求められます。

2LDKの間取りでの子育て

平米数にもよりますが、子ども1人であれば、2LDKの間取りで比較的快適に子育てができます。
2LDKあれば、リビングと子ども部屋を分けられるため、子どもが遊ぶスペースを作りつつ、両親がリラックスする場所も確保できます。
しかし、荷物が多いと各部屋が手狭になりやすいため、収納スペースが足りない場合は、別途収納棚を置くなどの工夫が必要になります。

3LDK以上の間取りでの子育て

3LDK以上の間取りは、子育て世代にとって理想的な広さです。特に子どもが複数いる世帯や、将来的に子どもが増える可能性がある世帯には最適だといえるでしょう。
3LDK以上の間取りだと、家族それぞれに個室を用意できるだけでなく、リビングなどの共用空間も広々と確保できます。また、1部屋にパーテーションを設置して、子ども部屋を2つに分けるなど、更に柔軟な使い方も可能です。
3LDK以上の間取りでは、収納スペースにも余裕があるため、増えがちな子どもの荷物もしっかり整理できます。そのため、長期的な視野で家づくりをkのであれば、なるべく広く部屋数の多い間取りを目指すことをおすすめします。

子育て世代に人気の間取りとは?

子育て世代の家づくりでは、家族それぞれが暮らしやすくなるよう、間取りに様々な工夫を凝らしています。
ここでは、子育て世代に人気のある、具体的な間取り設計についてご紹介します。

子育て世代に人気の間取りとは?

子どもの様子をうかがえるオープンキッチン

オープンキッチンは、リビングにいる子どもの様子を確認しながら料理ができるため、子育て世代に人気の間取りです。
昔ながらの壁付きキッチンの場合、料理中は壁を向いてしまうため、料理以外のことに意識を向けられません。一方、リビングに向いたオープンキッチンであれば、家族と会話したり、少し離れた場所にいる家族の様子をうかがったりと、料理をしながらさまざまなコミュニケーションが可能です。

家族の気配を感じられるリビング階段

家族の気配を感じられるよう、リビングから直接つながる階段を設置するのも、子育て世代で人気があります。
リビングに階段があると、帰宅した家族は必ずその場所を通らなければなりません。その結果、自然と家族の間にコミュニケーションが生まれ、家族の絆を深めることが期待できます。
また、前述のオープンキッチンと組み合わせれば、料理中にリビング階段の上階まで目が届き、より安心できるでしょう。

リビング横にある和室

子育て世代に人気の間取りとして、リビング横に設置する和室も挙げられます。
リビング横に小さな和室があると、子どもの遊び場や昼寝スペースとして活用できます。また、畳はフローリングに比べて柔らかく、子どもが頭から転んでも怪我しにくいため、洋室よりも安心して遊ばせられます。
そのほか、和室を大人が趣味に打ち込む場所として利用したり、来客時に臨時の寝室として活用したりと、幅広い用途で応用が効きます。

ライフスタイルの変化に対応する子ども部屋

子育て世代に人気のある間取りとして、ライフスタイルの変化に対応する子ども部屋も挙げられます。
子ども部屋は、子どもの成長や人数に応じて使い方が変わります。子どもがまだ小さいうちは1部屋を共有し、成長に伴ってそれぞれの個室を用意し、1人暮らしなどでまた不要になるといったイメージです。
そのため、たとえば子どもが2人いる場合、それぞれの個室を用意すると、将来的に持て余す可能性があります。
そのようなときは、1部屋を仕切りで分けるなどの工夫がおすすめです。そうすることで、1つの部屋を広々使うか、2つに分けてそれぞれの個室として使うか、ライフスタイルに応じてフレキシブルに対応できるようになります。

広々して収納スペースが充実した玄関

子育て世代にとって、玄関は間取りの中でも特に重要な位置を占めています。
子どもが幼いうちは、玄関にベビーカーを置いても手狭にならないよう、広々したスペースが求められます。また、子どもが成長するに従って、子ども用の靴や外遊び用のおもちゃなどの荷物も増えていき、それらをすっきり収納するスペースも必要になるでしょう。
そのため、子育て世代が間取りを決める際は、玄関はなるべく広々とさせ、シューズクロークなどの収納スペースを十分に確保することをおすすめします。

部屋干しできるランドリールーム

部屋干しできるランドリールームも、子育て世代に人気のある間取りの1つです。
十分な広さのランドリールームがあれば、天候に左右されずに洗濯物を干せ、家事の負担を大きく軽減できます。また、部屋干しすることで、衣服に花粉や黄砂などが付着することも避けられるため、アレルギー体質の方には特におすすめです。

子育てしやすい間取りを実現するポイント

子育てしやすい間取りを実現するためには、ポイントを押さえて間取り設計をすることが重要です。
ここでは、特に重視したい4つのポイントを厳選してご紹介するので、ぜひ参考になさってください。

子育てしやすい間取りを実現するポイント

ポイント①:無駄のない家事動線を意識する

子育てしやすい間取りを実現するには、無駄のない家事動線を意識することがポイントになります。
たとえば、水回りをなるべく近くに集中させれば、水仕事に伴う家事動線を短くまとめられます。また、前述した部屋干しできるランドリールームの近くにクローゼットを配置すれば、洗濯した後すぐに収納でき、家事負担が大きく軽減します。
それに加え、家事動線を短くするうえでは、平屋もおすすめです。平屋では階段での上下移動がなくなるため、その分家事全体の動線が短くなり、快適に子育てできるようになるでしょう。

ポイント②:大人目線だけでなく子ども目線でも考える

子育てしやすい間取りを実現するには、大人目線だけでなく、子ども目線でも考えることが重要なポイントになります。
子どもが生活しやすい間取りになれば、遊びや勉強の際に荷物が散らかりにくくなり、結果的に大人の子育て負担が少なくなります。
また、子どもが安心して遊べたり、勉強に集中したりできる空間を作れば、大人が安心して見守れるため、子育てに伴うストレスを軽減できるでしょう。
子どもにとって使いやすい間取りは、子ども目線にならないと分かりません。これから間取りを考える際は、ぜひ子どもにも意見を聞いてみることをおすすめします。

ポイント③:デッドスペースをなるべく少なくする

子育てしやすい間取りを実現するには、家の中のデッドスペースをなるべく少なくすることもポイントの1つです。
デッドスペースが多ければ多いほど、利用できるスペースが狭くなり、生活空間が手狭になります。特にデッドスペースになりやすい場所としては、階段の下や廊下、窓の周囲、屋根の下の小屋裏空間などが挙げられます。
間取り設計時にデッドスペースになりそうな場所を見つけたら、収納棚を設置するなどして有効活用しましょう。その分他の空間の荷物がスッキリし、家全体を広々快適に使えるようになります。

ポイント④:10年後20年後の将来を見据えた間取りにする

子育てのために間取りを考える際は、10年後20年後の将来を見据えることが重要です。
今はまだ子どもが小さくても、年月が経てば成長し、いつかは家を出て1人立ちする日が来るかもしれません。その場合、夫婦だけになったときの生活も考慮して、必要以上に広くならないような間取り設計が必要です。
また、現在子どもがいないとしても、将来的に子どもができる可能性があるならば、子育てを想定して間取りを考える方が良いでしょう。子どもの人数が予定より増えたときにも対応できるよう、仕切りで分けられるフリースペースなどを設けておくのもおすすめです。
家の間取りを考える際、どうしても目先の生活にばかり目が向きがちになりますが、なるべく長期的な視野で住み心地を考えて検討するようにしましょう。

子育て世代におすすめの間取り実例

最後に、子育て世代におすすめの間取り実例を、3種類ご紹介します。
それぞれに間取り図を添えているので、なかなか間取りを具体的にイメージできずにお悩みの方は、ぜひ参考になさってください。

子育て世代におすすめの間取り実例①

子育て世代におすすめの間取り実例①
家事動線をコンパクトにまとめた子育て世代におすすめの間取り

こちらは、家事動線をコンパクトにまとめた、子育て世代におすすめの間取り実例です。
間取り図左上に水回りの設備がまとまっていて、水仕事をまとめておこなえるように工夫されています。また、LDKから土間、そしてポーチへと、家の中から外までが広々した動線で繋がっているため、子どもを連れて外出する際にも便利です。
玄関横にシューズクローク、浴室横にゆとりのあるパントリーを設置するなど、各所に収納スペースを多数設けることで、子育てに伴う荷物もすっきり収納できます。

子育て世代におすすめの間取り実例②

こちらは、家族それぞれのプライベート空間確保を重視した、子育て世代におすすめの間取り実例です。
間取り図上部に向かい合う形で2つの寝室が設けられていて、夫婦用と子ども用として使い分けられます。それぞれに大型のクローゼットも備え付けられているため、荷物もすっきり収納できます。
また、平屋ではあるものの、リビング階段を上がった先には、広々としたロフトが設けられています。広さを活かして子どもの遊び場にしたり、大規模収納にしたりと、アイデア次第で色々な用途に活用できるでしょう。

子育て世代におすすめの間取り実例③

こちらは、デッドスペースを極力少なくする工夫を施した、子育て世代におすすめの間取り実例です。
階段下はデッドスペースにされることが多いですが、こちらではリビング収納を設置して、無駄なく空間を活用しています。また、部屋干しできる広々した洗面脱衣所に隣接して、ウォークインクローゼットを設置することで、洗濯の家事動線をコンパクトにまとめています。
リビング階段の上にあるロフトは、カウンターキッチンから様子がうかがえるため、子どもたちを安心して遊ばせられるでしょう。

まとめ

今回は、子育て世代に人気の間取りをテーマに、使い勝手の良い間取りを実現するポイントや、参考にしたい間取り実例などについて、詳しく確認してきました。
子育てを快適におこなうためには、間取りに工夫を凝らすことが非常に重要です。特に家事動線を短くすることや、収納スペースを確保すること、将来的なライフスタイルの変化を想定することなどがポイントになります。
今回ご紹介したことを参考にして、子育てしやすい理想の間取りを実現させましょう。

大工産は、兵庫県加古川市に本社のある地域密着の工務店です。良質な木材だけを用い、夏は「さっぱり」、冬は「しっとり」、年中快適に過ごす事の出来る住み良い家づくりを得意としております。
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