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平屋が子育て世代に人気なのは何故?8つのおすすめ理由を詳しく解説

2024.09.10

平屋が子育て世代に人気なのは何故?8つのおすすめ理由を詳しく解説

近年、家づくりの選択肢として平屋がブームになっています。特に人気を集めているのが、20~40代の「子育て世代」です。ワンフロアに生活のすべてを集約できる平屋での子育ては、2階建てや3階建ての家にはない多くのメリットや快適さがあります。
しかし、これから子育てをするにあたって、そもそもなぜ平屋が人気なのか分からず、建築を迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、平屋が子育て世代に何故人気なのか、具体的な理由を詳しく解説します。また、平屋を建てる際の注意点や、おすすめの間取りについてもご紹介します。
これから子育てのために平屋を建てようか検討している方は、ぜひ参考になさってください。

子育て世代に平屋が人気な理由8選

子育て世代に平屋が人気な理由としては、主に以下の8つが挙げられます。

  1. 家事動線が短くなる
  2. 家事をしながら子どもを見守れる
  3. 近隣を気にせずに子育てができる
  4. 家族間のコミュニケーションが取りやすい
  5. 子どもの転落事故を防げる
  6. メンテナンスにかかるコストが少ない
  7. 地震が起きたときに揺れにくい
  8. 子育て後のセカンドライフも快適

それぞれの理由について、以下で順に確認していきましょう。

子育て世代に平屋が人気な理由8選

理由①:家事動線が短くなる

子育て世代に平屋が人気な1つ目の理由は、家事動線が短くなる点です。
複数階層の家では、家事の際に階段で上下移動することが多く、その分動線が長くなります。たとえば、洗濯機が1階に、物干し場が2階にあった場合、洗濯をする度に階段移動が発生します。
その点、平屋には階段がないため、家事動線における上下移動がなくなり、動線全般が短くなります。その結果、家事にかかる労力が軽減され、子育てに割く時間を確保できるでしょう。

理由②:家事をしながら子どもを見守れる

子育て世代に平屋が人気な2つ目の理由として、家事をしながら子どもを見守れる点が挙げられます。
2階建てや3階建ての家の場合、家族それぞれの部屋が異なる階層に位置していることが多いです。たとえば、子ども部屋が2階にあり、キッチンが1階にある場合、家事をしている間は子どもの様子を確認できません。
その点、平屋では全室が1階に集約されているため、家事をしながら子どもの様子を見守ることができます。特に、カウンターキッチンを採用すれば、料理を作りながらリビングの様子を確認できるため、より安心して家事ができるでしょう。

理由③:近隣を気にせずに子育てができる

子育て世代に平屋が人気な理由の3つ目は、近隣を気にせずに子育てができる点です。
マンションなどの集合住宅の場合、壁が隣室と、床が下の階と接しているため、子育てする際の生活音に注意が求められます。たとえば、子どもが幼く夜泣きをする場合、近隣から苦情が入ることもあるでしょう。また、育ち盛りの元気な子どもがいる時期は、足音などで下の階とトラブルになる可能性もあります。
その点、平屋には隣室も下の階も存在しないため、近隣への影響を気にする必要がありません。その結果、親子それぞれが感じるストレスが軽減され、のびのびとした子育てが実現するでしょう。

理由④:家族間のコミュニケーションが取りやすい

子育て世代に平屋が人気である4つ目の理由は、家族間のコミュニケーションが取りやすい点です。
複数階層の家の場合、家族それぞれの部屋が異なる階にあるなどで、コミュニケーションが希薄になることがあります。また、マンションの場合もリビングが狭小などの理由から、家族が一堂に集まる機会が少なくなるケースが考えられます。
その点、平屋は全室が1フロアにあるため、家族が集まりやすい構造になっています。また、リビングを広々と設計することで、家族が集まりやすい空間になり、子育て時のコミュニケーションが取りやすくなります。

家族間のコミュニケーションが取りやすい

理由⑤:子どもの転落事故を防げる

子育て世代に平屋が人気な理由として、子どもの転落事故を防げる点も大きいです。
2階建て以上の家では、上層階の窓にベランダが設けられていることが多く、小さな子どもがそこから転落するリスクがあります。特に、マンションの高層階から子どもが転落した場合、命にかかわる大事故に繋がる可能性が高いため、子育て時には細心の注意が求められます。
その点、平屋には上階が存在しないので、転落事故のリスクを最小化できます。万が一、平屋にあるベランダの手すりなどから子どもが外に落ちても、手すり程度の高さしかないため、命にかかわるような大事故にはなりにくいでしょう。

理由⑥:メンテナンスにかかるコストが少ない

子育て世代に平屋が人気である6つ目の理由としては、メンテナンスにかかるコストが少ない点が挙げられます。
人が暮らすうえで家の劣化は避けられず、その修理にかかるコストは無視できない要素になります。
複数階層の家の場合、外壁や屋根を修理するためには高い足場を組む必要があり、高ければ高いほど費用が高くなります。
また、マンションなどの集合住宅の場合は、建物全体の維持のために修繕積立金を徴収されることがあります。修繕積立金は、自宅周りの修繕が実際にあるかどうかに関わらず、住み続ける限り発生し続ける点に注意が必要です。

その点、平屋はメンテナンスにかかるコストが、複数階層の家、マンションそれぞれに比べて安くなります。
まず、平屋では地面から屋根までの高さが低いため、高い足場を組む必要がなく、外壁や屋根の修理費用が安くなります。また、集合住宅ではないため、マンションのように修繕積立金を徴収されることもなく、実際にかかったコストだけの負担で済みます。
子育てでは、子どもの養育費や学費など多くの面でお金がかかります。そのため、家のメンテナンスにかかるコストを最小化できれば、浮いた分を子育てにまわし、親子それぞれにとって多くのメリットが得られるでしょう。

理由⑦:地震が起きたときに揺れにくい

子育て世代に平屋が人気な7つ目の理由として、地震が起きたときに揺れにくい点が挙げられます。
地震によって地面が揺れると、建物が高ければ高いほど、振り子の原理で揺れが大きくなります。もちろん、高層マンションなどでは地震で倒壊しないように免震・耐震構造が採用されていますが、高い建物で揺れ自体を防ぐことは至難の業です。
その点、平屋は1階だけで背が低い建物なので、地震が起きても揺れにくくなります。子育てにおいて、子どもが地震の揺れを怖がることが多いため、地震発生時に揺れにくいことは、非常に大きなメリットになるでしょう。

理由⑧:子育て後のセカンドライフも快適

子育て世代に平屋が人気である理由には、子育てが終わった後のセカンドライフも快適に過ごせることも含まれます。
今は小さな子どもも、月日が経つにつれて成長し、いつか親元を離れる日が来ます。その頃には、自分たちも年老いて、足腰が弱くなっているかもしれません。
複数階層の家で暮らす場合、生活の中で階段の昇り降りが必須なので、高齢者には負担が大きくなります。また、マンションの高層階の場合も、外出の度にエレベーターや階段を利用しなければならず、外出が億劫になることが考えられます。
その点、平屋は全フロアが1階にあるため、高齢者の方でも快適に生活ができます。そのため、子育てが終わった後のセカンドライフを見据えると、終の棲家を平屋にするメリットが大きいといえるのです。

子育て世代が平屋を建てる際の注意点

子育て世代にとって、平屋はメリットの多い選択肢ですが、建てるうえでは注意点があります。
ここでは、特に覚えておきたい4つの注意点について、詳細を確認していきましょう。

子育て世代が平屋を建てる際の注意点

注意点①:広い土地が必要

子育て世代が平屋を建てる際は、ある程度広い土地が必要になります。
複数階層の家であれば、2階3階と重ねることで、狭い土地でも延べ床面積を確保できます。一方、平屋は1階しかないため、土地の広さがそのまま実現可能な延べ床面積に直結します。
快適に子育てをするうえでは、ある程度の家の広さが必要になってくるため、その点を意識して土地選びをするようにしましょう。

注意点②:プライバシー・防犯対策が必要

子育て世代が平屋を建てる場合、プライバシー・防犯対策が必要な点にも注意しましょう。
平屋は全室が1階にあるため、玄関や窓、庭などから家族の様子を覗かれる可能性があります。それにより、家族のプライバシーが近隣に漏れたり、空き巣などの犯罪被害に遭ったりするリスクが生まれます。
そのため、子育てを前提とした平屋を建てる際は、庭に目隠し用のフェンスを設けたり、窓の位置を近隣から見えにくくしたりなどの対策を取るようにしましょう。

注意点③:採光・通風に工夫が必要

子育て世代が平屋を建てるにあたって、採光・通風に工夫が必要な点も覚えておきましょう。
平屋で十分な延べ床面積を確保しようとすると、縦横に長い間取りになり、中央部分の日当たりや風通しが悪くなりやすいです。日当たりや風通しが十分でないと、家庭内が暗くなったり、カビなどの発生で不潔になったりして、子育てに悪影響が出る可能性があります。
そのため、子育て世代が平屋を建てるうえでは、家の形をコの字やロの字にするなどして、中央にも十分な日光が届くようにするのがおすすめです。また、全館空調システムなどを取り入れると、縦横に長い間取りでも空気が循環し、家の中を快適に保ちやすくなります。

注意点④:水害に注意が必要

子育て世代が平屋を建てる場合は、水害に注意して家づくりをしましょう。
大雨や台風などで浸水などが発生した場合、複数階層の家であれば、2階から上に避難できますが、平屋では上階に逃げられません。また、家具や家電が全て1階に集約されているため、水害によってそれらが使えなくなるリスクもあります。
そのため、子育て世代が平屋を建てる際は、事前にハザードマップを確認し、水害リスクが極力少ない土地を選ぶようにしましょう。

子育て世代に人気のある平屋の間取り

ここでは、子育て世代に人気のある平屋の間取りを2種類ご紹介します。
これから子育てのために平屋を建てる予定のある方は、ぜひ参考になさってください。

子育て世代に人気の間取り①

こちらは、家事を楽にこなせる動線を意識した平屋の間取りです。

家事を楽にこなせる動線を意識した平屋の間取り
ポーチから土間、LDKの動線が直線上にあるため外出などの移動が非常に楽

ポーチから土間、LDKの動線が直線上にあるため、外出などの移動が非常に楽になります。
また、LDKと和室の両方から出られる場所にウッドデッキがあり、屋外で子どもを遊ばせたり、バーベキューなどを楽しんだりする際も便利でしょう。

子育て世代に人気の間取り②

こちらは、広々した収納スペースが確保された、子育て世代にとって使いやすい平屋の間取りです。

広々した収納スペースが確保された子育て世代にとって使いやすい平屋の間取り
2つの洋室それぞれのクローゼットや玄関のシューズクローゼット、小屋裏空間を利用したロフト

2つの洋室それぞれのクローゼットや、玄関のシューズクローゼット、そして小屋裏空間を利用したロフトがあるため、子育てで使う荷物をスッキリ収納できます。
また、シューズクローゼットの上部を階段にするなど、空間の使い方が工夫されており、土地面積を最大限に活用した、広々とした暮らしが実現できます。

子育てしやすい平屋の施工事例

最後に、兵庫県のハウスメーカー「大工産」が手掛けた、子育てしやすい平屋の施工事例をご紹介します。

子育てしやすい平屋の施工事例

ゆったりとした屋根のラインが特徴的な平屋で、正面には敢えて大きな窓を設けず、子育て時のプライバシーに配慮しています。
キッチンはカウンタースタイルを採用し、料理をしながら子どもの様子が確認でき、安心できる子育てが実現します。

南向きで広々つくられたLDKはふんだんに天然木が使われている

南向きで広々つくられたLDKには、ふんだんに天然木が使われているため、まるで森の中にいるかのようなリラックスした空間に仕上がっています。
爽やかな空気の中で子育てをすることで、親子それぞれにとって快適な時間を過ごせるでしょう。

まとめ

今回は、平屋が子育て世代に人気な理由や、平屋を建てる際の注意点、おすすめの間取りなどについて詳しく確認してきました。
平屋は家事動線が短く、上階がないために転落リスクが少ないなど、子育てをするうえで多くのメリットがあります。また、階段移動がないことで高齢者にとっても暮らしやすく、子育て後のセカンドライフも含めて安心して過ごせるでしょう。
今回ご紹介したことを参考にして、子育てを意識した間取りで家づくりをし、快適な平屋を実現しましょう。

大工産は、兵庫県加古川市に本社のある地域密着の工務店です。良質な木材だけを用い、夏は「さっぱり」、冬は「しっとり」、年中快適に過ごす事の出来る住み良い家づくりを得意としております。
兵庫県加古川市、稲美町、播磨町、姫路市、その他近隣市区町村で平屋の注文住宅をご検討中の方は、ぜひ一度ご覧ください。

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