今、子育て世代にも人気が出てきている播磨町で新築一戸建てを検討している方も多いのではないでしょうか。しかし、初めての新築一戸建てで、何に注意して家づくりを進めれば良いかわからず、困っている方も多いと思います。
そこで今回の記事では、播磨町で新築一戸建てを建てる方に向けて、播磨町の住環境や家づくりの流れ、業者選びのポイントなどについて、詳しく解説していきます。播磨町で理想のマイホームを検討している方は、ぜひ参考になさってください。
播磨町の住環境
播磨町は、総面積9.13㎡と兵庫県で最も小さい街です。町の3割が海を埋め立ててできた人工島になっていて、さまざまな工業製品を製造・出荷する工場が操業しています。東には明石市、西には加古川市があり、神戸や姫路などの大都市にもアクセスしやすい点も特徴的です。
播磨町の中心部には喜瀬川が流れ、駅の周辺に大きな建造物は少なく、のどかな街並みが広がっています。そのため、都会の喧騒を離れ静かで落ち着いた場所で暮らしたい方、子育てしたい方にとって播磨町は、おすすめの場所だといえるでしょう。
参考:播磨町 公式ホームページ
播磨町の地価平均の推移
播磨町の地価は、90年代にはバブル景気でゆるやかに上昇したものの、2000年代半ばから現在に至るまでは横ばいの状態になっています。ただし、こちらは播磨町全体の平均値を取ったデータなので、駅からの距離などの条件によって、実際の地価は上下します。そのため、これから播磨町で土地探しをする場合は、希望地の土地代を別途確認するようにしてください。
出典:株式会社Land Price Japan「土地代データ」
新築一戸建てを建てる流れ
ここでは、播磨町で新築一戸建てを建てる方に向けて、その際の流れを簡単に確認していきましょう。
土地の選定
新築一戸建てを建てるうえで、まずはその敷地となる土地の選定が必要です。土地の選定時には、自分や家族の生活環境や交通の便、周辺施設の充実具合などを確認し、家族みんなにとって暮らしやすい場所を選びましょう。
また、土地の広さや日当たりの良さ、周囲が静かかどうかなども、長く住むうえではチェックしておくべきポイントだといえます。その際、すべての条件を満たした土地が見つかるとは限らないので、条件にある程度の優先順位をつけておきましょう。そのうえで、予算と照らし合わせ、より納得のいく場所を絞り込んでいくと良いでしょう。
依頼業者を探す
続いて、希望の土地に新築一戸建てを建ててくれる業者選びをおこないます。ひとくくりに建設業者といっても、それぞれに得意とする住宅のスタイルが異なります。たとえば、ある業者は鉄筋コンクリート造の家が得意、ある業者は木造の家が得意といった具合です。
そのため、依頼業者を探す際は、自分や家族の理想とする新築一軒家のイメージを明確にしたうえで、それに合う業者を選ぶようにしましょう。業者がどのようなスタイルを得意としているかは、過去の施工事例を確認するのが一番です。施工事例はホームページに掲載されていることが多いので、必ず依頼前に確認しておきましょう。
依頼業者との打ち合わせ
新築一戸建てを依頼する業者を決めたら、契約前に十分に打ち合わせをおこないます。業者は家づくりのプロなので、打ち合わせをしなくても家を建てること自体は可能です。しかし、マイホームに求めるものは人それぞれ違うので、理想の家づくりを実現させるためには、入念な打ち合わせが必要不可欠だといえるでしょう。
その際、間取りや外観、内装などを含め、可能な限り希望を伝えることが重要です。また、予算やスケジュールも事前に伝えておけば、それに沿った計画を立ててもらえるでしょう。
契約・住宅ローン申請
土地が決まり、依頼先業者との打ち合わせが済んだら、業者と契約(建築請負契約)を結びます。契約を結んだ後は基本的にキャンセルができなくなるので、工事期間や仕様、費用などを十分に確認したうえで署名・捺印をしましょう。
また、新築一戸建てを建てるにあたって住宅ローンを利用する場合は、この時点で住宅ローンの申請を行います。希望の金融機関に住宅ローン申請をしたあと、仮審査・本審査・ローン契約と段階を踏んで進むので、手続きが完了するまでに数ヶ月かかる可能性もあります。そのため、住宅ローンの利用を検討する場合は、なるべく早めに準備を進めておくと良いでしょう。
着工
業者と契約を結んだら、いよいよ新築一戸建ての着工です。着工した後は、施主側でやることは基本的にあまりありませんが、可能であれば工事の進捗状況を定期的に確認すると良いでしょう。途中で追加や変更の希望などが生じた場合は、建設業者に連絡すれば、対応してもらえる可能性があります。
ただ、大手の業者だとイレギュラーな対応ができないことも少なくありません。そのため、より自分の理想に近づけたい場合は、地域密着で経営し、ある程度小規模の工務店などに依頼すると良いでしょう。
完成・引き渡し
工事が無事に終わったら、いよいよ引き渡しです。仕上がりなどの最終確認を行い、設備の使い方やメンテナンス方法などを業者に聞き、問題なければ引き渡し完了です。
また、新築一戸建てが完成した後は、忘れずに登記の手続きも済ませるようにしましょう。登記とは、建物と土地の所有権を法的に保証する手続きで、新築一戸建ての完成後1ヶ月以内に済ませる必要があります。
播磨町で新築一戸建てを建てる業者の選択肢
播磨町で新築一戸建てを建てる際、業者の選択肢としては大きく以下の3種類が挙げられます。
- ハウスメーカー
- 工務店
- 設計事務所
業者によってメリット・デメリットが異なるので、自分や家族のニーズに合う業者を選ぶことが重要です。それぞれの業者の特徴について、以下で詳しく確認していきましょう。
選択肢①:ハウスメーカー
ハウスメーカーとは、全国規模で事業展開する大手の建設業者です。ハウスメーカーに新築一戸建てを依頼するメリットは、大手ゆえの安心感が得られる点です。全国で数多くの一戸建て住宅を建ててきた実績から、一定以上の品質の家づくりが期待できるでしょう。
一方、ハウスメーカーに新築一戸建てを依頼するデメリットとしては、自由度の高い家づくりがしにくい点が挙げられます。ハウスメーカーでは、全国で住宅の品質を均一にするため、デザインや間取りなどの規格がある程度決まっています。そのため、自分の理想を新築一戸建てに反映させたい場合は、注意が必要だといえるでしょう。
選択肢②:工務店
工務店とは、新築一戸建ての設計から完成までを一手に引き受ける建設業者です。工務店はハウスメーカーと違い、1つ1つの一新築一戸建てをオリジナルに建てるので、施主の希望を反映してもらいやすい点が大きなメリットです。また、地域密着で経営しているため、完成後のアフターフォローが手厚いことも嬉しいポイントでしょう。
ただし、工務店は比較的小規模な業者が多く、なかには倒産のリスクがある業者も存在する点に注意が必要です。そのため、工務店に新築一戸建てを依頼する際は、長く経営が安定していて、豊富な実績のあるところを選ぶようにしましょう。
選択肢③:設計事務所
設計事務所とは、建築士が在籍していて、住宅の設計やデザインを行う事務所です。設計事務所に新築一戸建てを建ててもらうメリットは、オリジナリティ溢れる家づくりができる点です。独創的な発想を持つ建築士を擁する設計事務所であれば、テレビ番組などで特集されるような、スタイリッシュな新築一戸建てにすることも夢ではないでしょう。
一方で、設計事務所への依頼は費用が高くなりやすい点に注意が必要です。一般的に、設計事務所では設計やデザインのみを手掛け、その後の施工自体は担当地域の工務店などに下請けに出すことが多いです。そのため、費用を気にしない場合は良いですが、少しでもリーズナブルに家づくりを行いたい場合は、他の選択肢も検討した方が良いでしょう。
播磨町で新築一戸建てを建てる業者選びのポイント
ここでは、播磨町で新築一戸建てを建てるにあたって、業者を選ぶ際に注意したいポイントを5点ご紹介します。これから播磨町で家づくりを行う予定のある方は、ぜひ参考になさってください。
ポイント①:近い地域にあるか
播磨町で新築一戸建てを建てる際は、業者が近い地域にあるかどうかをチェックしましょう。業者の本拠地が近い地域にあると、工事中はもちろん、新築一戸建ての完成後も柔軟に対応してもらいやすくなります。
一般的に、大手ハウスメーカーは東京や大阪などに本拠地があることが多く、現場との意思疎通に時間がかかることがあります。そのため、播磨町で家づくりをする際は、兵庫県内に本拠地のある工務店や設計事務所を検討すると良いでしょう。
ポイント②:豊富な実績があるか
播磨町で新築一戸建てを建てる際は、業者に豊富な実績があるか確認しましょう。豊富な実績があることは、まずその業者の経営が安定している証拠になります。実績がほとんどない業者や、何年も前の実績しかない業者の場合は、倒産のリスクなどがあるので注意しましょう。
また、実績が豊富にあると、自分の理想とするイメージと近い実績を見つけやすくなります。たとえば、自然素材での家づくりをしたい場合は、過去に自然素材での実績が多数ある業者に依頼すると、より確度の高い家づくりができるでしょう。
ポイント④:自社施工か
播磨町で新築一戸建てを建てる際、なるべく自社施工の業者を選ぶことをおすすめします。自社施工とは、業者自身で職人を雇い、自社の人員で工事を請け負う仕組みを意味します。自社施工業者だと、工事に関わる人材が全てその業者の社員なので、より安心して工事を任せられます。
一般的に、ハウスメーカーや設計事務所の場合は、下請け業者に依頼することが多いです。そのため、自社施工を重視する場合は、地域に密着した工務店を中心に選ぶと良いでしょう。
ポイント⑤:適切な提案が得られるか
播磨町で新築一戸建ての業者選びをする際は、適切な提案が得られるかどうかを確認しましょう。満足度の高い新築一戸建てを建てるうえで、施主の希望はもちろん重要ですが、それだけでは不十分です。
施主は住宅設計に関しては素人なので、ただそれを実現するだけでは、住み良い住宅になるとは限りません。施主の希望を汲みつつ、それに対してプロの見地から適切な提案をしてくれる業者の存在が、非常に重要なのです。そのため、複数の業者を検討する際は、モデルハウス見学や事前説明会などで、担当者から適切な提案をしてもらえたかどうか、比較してみると良いでしょう。
大工産が手掛けた新築一戸建てのおしゃれな施工実例
最後に、播磨町を含む兵庫県内で多くの新築一戸建てを手掛ける工務店「大工産」の手掛けた、おしゃれな新築一戸建ての施工実例をご紹介します。
おしゃれな新築一戸建ての施工実例①
こちらの実例は、兵庫県小野市に建てられた新築一戸建てです。外観の壁は穏やかな2色使いにして、ポーチ部分には格子をあしらい、施主様の理想のマイホームが形にされています。
間取りは、家族が常に顔を合わせるリビング内に階段を設置したり、洗面室をオープンにしたりなど、暮らしやすさを考えて設計されています。
おしゃれな新築一戸建ての施工実例②
こちらの実例は、兵庫県姫路市に建てられた新築一戸建てです。外観は、青空に映えるカルクウォールの白い塗り壁があり、明るい雰囲気が漂います。
LDKは無垢材の床と壁、造作キッチンカウンター、ダイニングテーブルと、全体が木のぬくもりに包まれています。ダイナミックな吹き抜けがあるものの、外張り断熱工法で建てられているため、年中快適に過ごせます。外張り断熱工法で建てられているため、年中快適に過ごせます。
おしゃれな新築一戸建ての施工実例③
こちらの実例は、兵庫県加古川市に建てられた新築一戸建てです。外壁は白を基調にし、屋根の下にアクセントカラーとしてオレンジを入れることで、日差しに映える明るい外観に仕上がっています。
ダイニング空間には、大きなL型の造作テーブルを配置し、お子様の様子を見守りながら家事をこなせるように工夫されています。
まとめ
今回は、播磨町で新築一戸建てを建てる方に向けて、播磨町の住環境や家づくりの流れ、おすすめの業者選びのポイントなどについて、詳しく確認してきました。理想の新築一戸建てを実現させるには、大まかな流れをあらかじめ理解し、信頼できる業者に工事を依頼することが重要です。今回ご紹介したことを参考にして、播磨町に理想のマイホームを建ててみてはいかがでしょうか。
株式会社大工産は、兵庫県加古川市に本社のある地域密着の工務店です。良質な木材だけを用い、夏は「さっぱり」、冬は「しっとり」、年中快適に過ごす事の出来る住み良い家づくりを得意としております。
兵庫県加古川市、高砂市、稲美町、播磨町、姫路市、その他近隣市区町村で注文住宅をご検討中の方はぜひ一度御覧ください。