兵庫県内で新しく家を建てるにあたって、どこのハウスメーカーに依頼すれば良いか、お困りではありませんか。
今回の記事では、兵庫県内で人気のハウスメーカーや、最新の住宅トレンド、知っておきたい補助金制度などについて、詳しく解説していきます。
これからハウスメーカー選びを始める予定の方は、ぜひ参考になさってください。
兵庫県の人気ハウスメーカー
ここでは、兵庫県で人気のあるハウスメーカーを8社厳選してご紹介します。
これから兵庫県内で注文住宅を建てるのであれば、これらのハウスメーカーを選べば間違いありません。それでは、各ハウスメーカーの詳細について、順に確認していきましょう。
兵庫県の人気ハウスメーカー①:大工産
画像出典:大工産HP
兵庫県加古川市に本社のある「大工産」は、思わず深呼吸したくなる木の家を手掛ける人気のハウスメーカーです。大工産では兵庫県内の地元密着を貫き、遊び心のある心地よい住まいを提案してくれます。
大工産では、これまで培った知識と経験をもとにした、家の隅々まで足元から快適な「22℃の家。」にこだわっています。1年を通して足元の温度が一定なので、いつでも裸足でリラックスできる、快適なマイホームが実現されるでしょう。
兵庫県の人気ハウスメーカー②:一条工務店
画像出典:一条工務店 HP
「一条工務店」は、住宅性能を第一義とするハウスメーカーです。オリジナル住宅設備を自社グループ工場で開発・生産することで、品質を安定させるとともに、施工にかかるコストも大幅に削減しています。
一条工務店では、モデルハウスを敢えて標準の住宅と同様の仕様で建てることで、イメージにギャップを与えず、家づくりの参考としやすいようにしています。
兵庫県の人気ハウスメーカー③:ヤマト住建
画像出典:ヤマト住建 HP
「ヤマト住建」は、注文住宅を主に手掛けるハウスメーカーです。日本の住宅を世界基準にすることをモットーとし、高品質な家づくりで定評があります。
高気密・高断熱で頑丈な住まいを実現してくれるので、安心して暮らせるマイホームが手に入るでしょう。
兵庫県の人気ハウスメーカー④:セキスイハイム
画像出典:セキスイハイム HP
「セキスイハイム」は、積水化学グループに属する、全国規模のハウスメーカーです。エネルギーの自給自足を目指し、時代に先駆けて多くの省エネ住宅を手掛けてきた実績があります。
独自の工法により、省エネ性だけでなく耐震性や耐久性も高い施工をしてくれるので、安心して家づくりを任せられるでしょう。
兵庫県の人気ハウスメーカー⑤:トヨタホーム
画像出典:トヨタホーム HP
「トヨタホーム」は、トヨタグループが展開するハウスメーカーです。長年培った技術力を駆使して、高品質な注文住宅を手掛けます。
トヨタホームの家には60年長期保証が付くので、安心して長年住み続けられるでしょう。
兵庫県の人気ハウスメーカー⑥:住友林業
画像出典:住友林業 HP
「住友林業」は、不動産や金融などで有名な住友グループに属するハウスメーカーです。「木と生きる幸福。」を合言葉に、人と地球に優しい木材を使用した家づくりをしています。
個々のケースで、各分野の専門家がチームになって設計やデザインを行うので、オリジナリティのあるマイホームを手に入れられるでしょう。
兵庫県の人気ハウスメーカー⑦:へーベルハウス
画像出典:へーベルハウス HP
「へーベルハウス」は、旭化成グループの住宅会社「旭化成ホームズ」が展開するハウスメーカーです。「ALL for LONGLIFE」をコンセプトとして、災害にも強く、健康で快適に暮らせる家づくりをしています。
へーベルハウスの建てる家には長期保証や点検システムが付いているので、建てた後も長年安心して暮らせるマイホームに仕上がるでしょう。
兵庫県の人気ハウスメーカー⑧:タマホーム
画像出典:タマホーム HP
「タマホーム」は、福岡県で設立され、現在では全国規模で家づくりを行うハウスメーカーです。特に、創業以来こだわりを持っている木の家づくりに定評があり、国産材を使用した木造住宅を数多く手がけています。
引き渡し後の10年間有効な保証と保険が付くので、安心して暮らせる家づくりが実現するでしょう。
兵庫県内でハウスメーカーを選ぶなら知っておきたい最新住宅トレンド
ここでは、兵庫県内でハウスメーカーを選ぶ際、知っておきたい最新の住宅トレンドをご紹介します。
これからハウスメーカーを探す際は、これらに対応しているところを選ぶと、より満足度の高い家づくりができるでしょう。
平屋
「平屋」とは、1階建ての家を意味します。従来は2階建て3階建ての家が主流でしたが、最近では平屋でマイホームを建てる方が増えています。
平屋の家には階段がないため、日々の暮らしで階段の昇降をする必要がありません。そのため、高齢者がいる家庭ではもちろん、自分自身が歳を重ねた際も安心して暮らせます。
また、平屋は間取りの自由度が高いため、施主の希望を取り入れやすいメリットもあります。そのため、よりデザイン性の高いマイホームを目指す場合は、ぜひ平屋を候補に入れてみましょう。
ヌック
「ヌック」とは、2~3畳程度の広さのコンパクトな部屋です。別の表現で「ミニ書斎」と呼ばれることもあります。
一般的に、部屋には広さを求めることが多いですが、自分1人で趣味や仕事に打ち込む際は、かえって狭い空間が重宝されます。特にコロナ禍以降は、テレワークなどで在宅業務をする方も増え、ヌックの需要が高まっています。
ヌックは、専用の個室を用意するだけでなく、間仕切りなどを使って簡易的に作ることも可能です。
ウェルビーイング住宅
「ウェルビーイング住宅」とは、良い状態であることを意味する英語 “well being” をもとに生まれた、近年注目されている新しい住宅の概念です。
ウェルビーイング住宅においては、そこに住む人が心身ともに健康であること、そして社会全体に有益な状態であることが重視されます。そのため、高気密・高断熱などの機能性や一次エネルギー消費の削減など、高品質と省エネ性を兼ね備えた設計がなされます。
2025年4月からは新築住宅の省エネ化が義務となることもあり、今後もウェルビーイング住宅の注目度は高まっていくでしょう。
多世代共生型住宅
多世代共生型住宅とは、子の代や親の代などの世代を問わず、あらゆる家族が快適に共生できるように作られた住宅です。
たとえば、高齢者に住み良いようにバリアフリー化すると、子の世代には使いにくい間取りになることがあります。多世代共生型では、そのように世代によって快適さが変わらないよう、みんなにとって使いやすい住宅設計がなされます。
多世代共生型住宅で家づくりをすることで、世代間のコミュニケーションなども増え、より幸福度の高い住空間が実現するでしょう。
ミニマルライフ
ミニマルライフとは、必要最小限の物だけを使って生活することを意味します。
今の時代は多くの物が安価に手に入りますが、身の回りが物で溢れかえると、生活を圧迫しやすくなります。そうならないように、本当に必要な物だけを身近に置いて暮らす、ミニマルライフを目指す方が増えています。
そのため、注文住宅においても、ミニマルライフを意識した間取り設計がトレンドになってきているのです。
兵庫県の家づくりで利用できる補助金情報
家づくりでは多くの面でお金がかかりますが、補助金制度を上手に利用すれば、実費負担をある程度抑えることが可能です。
ここでは、兵庫県でこれから家を建てる方に向け、国や兵庫県が実施している補助金制度について、詳しく解説していきます。
なお、年度によって制度の詳細や補助金額が変わったり、早期に締め切られたりすることがあります。そのため、各補助金制度の利用を検討する際は、事前にホームページやお電話で詳細を確認するようにしてください。
子育てエコホーム支援事業
「子育てエコホーム支援事業」は、新築や分譲住宅の購入、リフォームなどに使える国の補助金制度です。以前まであった「こどもエコすまい支援事業」の後継的立ち位置の制度だといえます。
新築や分譲住宅購入の場合、子育て世帯や若者夫婦世帯を対象に、1戸あたり40~100万円が補助されます。また、リフォームの場合は20万円を基本上限として、工事の内容に応じて一定額が補助されます。なお、補助額の合計が5万円未満の工事の場合は、対象外となるので注意してください。
詳しくは「子育てエコホーム支援事業」をご参照ください。
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業(ZEH支援事業)
「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業(ZEH支援事業)」は、地球環境に優しいZEH住宅を対象とする国の補助金制度です。
ZEH(ゼッチ)とは、年間の一次エネルギー消費をおおよそゼロにすることを目指す住宅を意味します。具体的には、高気密・高断熱によって消費エネルギーを抑え、太陽光発電などでエネルギーを創出するような住宅が該当します。
それぞれ要件が異なるZEH・Nearly ZEH・ZEH Orientedのいずれかが満たされている場合、最大55万円が補助されます。また、より要件が難しいZEH+・Nearly ZEH+が満たされている場合は、最大100万円が補助されます。
詳しくは「ZEH補助金について」をご参照ください。
LCCM住宅整備推進事業
「LCCM住宅整備推進事業」は、省エネ性の高いLCCM住宅の普及を目指して実施される、国の補助金制度です。
LCCM住宅は、建築から廃棄に至るまでの家のライフサイクル全体において、CO2の支出をマイナスにすることを目指すエコな住宅を意味します。強化外皮基準を満たす、再生可能エネルギーを導入するなどの諸要件を満たすと、設計費・補助対象工事の掛かり増し費用の合計額の1/2が補助されます。なお、補助上限は1戸あたり140万円です。
詳しくは「LCCM住宅整備推進事業 概要」をご参照ください。
地域型住宅グリーン化事業
「地域型住宅グリーン化事業」は、質の高い木造住宅を増やすことを目的とした、国の補助金制度です。
地域材を使用していること、省エネ性の高い高性能住宅であることなどの諸要件を満たしていると、最大140万円までを補助してもらえます。
詳しくは「地域型住宅グリーン化事業」をご参照ください。
若年世帯新居購入支援制度
「若年世帯新居購入支援制度」は、家づくりをする若年世帯や子育て世帯を対象とする、兵庫県の補助金制度です。
「結婚後10年以内」「中学校入学前年齢の子どもを扶養している」、これらのいずれかを満たしている場合、最大400万円までの補助が受けられます。
ただし、この制度を利用するためには、兵庫県三田市にあるワシントン村で新築を建てることが条件になります。
太陽光発電システム整備助成
「太陽光発電システム整備助成」は、太陽光発電システムを増やすことを目指して実施される、兵庫県の補助金制度です。
要件を満たせば、太陽光発電システムの設置にかかる工事費用を、最大150万円まで補助してもらえます。
ただし、「若年世帯新居購入支援制度」と同様に、兵庫県三田市のワシントン村での新築が条件になるので注意してください。
安全で快適な家づくり助成
「安全で快適な家づくり助成」は、高品質で省エネ性の高い新築住宅を対象とする、兵庫県の補助金制度です。
優良住宅取得支援制度(フラット35S)の基準を満たす、エコキュート・エコジョーズ・エネファーム・ハイブリッド給湯システムの設置などが要件になっています。要件を満たした場合、最大100万円までが補助されます。なお、こちらの制度も兵庫県三田市のワシントン村での新築が対象となります。
ガーデニング等整備助成
「ガーデニング等整備助成」は、植栽整備・ガーデニング用具等の購入・菜園整備・菜園用具の購入にかかる費用を助成してくれる、兵庫県の制度です。
上限は100万円で、こちらも兵庫県三田市のワシントン村で購入した土地であることが条件になっています。また、「安全で快適な家づくり助成」との併用はできないので注意してください。
以上挙げた兵庫県の4つの補助金について、詳しくは「若年世帯新居購入支援制度ほか助成制度について(カルチャータウンワシントン村)」をご参照ください。
まとめ
今回は、兵庫県内でこれからハウスメーカーを選ぶ方を対象に、人気のハウスメーカーや最新のトレンド、補助金情報などについて、詳しく確認してきました。
兵庫県で家を建てる際、依頼するハウスメーカーの選択肢は非常に多いですが、目指す家づくりによって適するハウスメーカーは異なります。今回ご紹介したことを参考に、理想のマイホームを実現してくれる、信頼できるハウスメーカーを選ぶようにしましょう。
大工産は、兵庫県加古川市に本社のある地域密着の工務店です。良質な木材だけを用い、夏は「さっぱり」、冬は「しっとり」、年中快適に過ごす事の出来る住み良い家づくりを得意としております。