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兵庫県で長期優良住宅を建てるなら!メリット・デメリットを詳しく解説

2024.06.27

兵庫県で長期優良住宅を建てるなら!メリット・デメリットを詳しく解説

兵庫県で新築住宅を建てるにあたって、せっかくなら長く安全かつ快適に過ごせる家にしたいと考える方も多いでしょう。そんな方には「長期優良住宅」がおすすめです。

この記事では、長期優良住宅とは何かという基本から、建てるための認定基準、メリット・デメリットに至るまでを、詳しく解説していきます。

これから兵庫県で家づくりをする方、長期優良住宅にご興味のある方は、ぜひ参考になさってください。

長期優良住宅とは?

長期優良住宅とは、長期にわたって良好な状態で使用するため、さまざまな措置が講じられた優良な住宅を示します。

国によって長期優良住宅に関する基準がいくつか定められていて、それらを満たすことで初めて、長期優良住宅として認められます。

長期優良住宅は、複数の世代が長い間快適に住み続けられるので、短期間で建て直しをする必要がありません。そのため、地球環境にも優しい住宅であるとして、近年さらに注目が高まっています。

長期優良住宅とは?

兵庫県での長期優良住宅の手続き

兵庫県においても、長期優良住宅の普及促進が重視されていて、国に準ずる形で「長期優良住宅建築等計画等認定制度」が設けられています。

手続きや申請窓口等の詳細については、兵庫県のホームページをご参照ください。

参考:長期優良住宅建築等計画等認定制度について|兵庫県

長期優良住宅と判定される基準・条件

兵庫県で長期優良住宅と認定されるためには、定められた基準・条件を満たす必要があります。

ここでは、7種類の基準・条件の詳細について、順に確認していきましょう。

長期優良住宅と判定される基準・条件

基準①:耐震性

極めて稀に発生する地震に対し、継続して住み続けられるよう、損傷レベルの低減を図ることが、長期優良住宅の1つ目の基準になっています。

具体的には、「長期優良住宅に係る壁量基準の見直し」を経た現在、耐震等級3を満たすことが求められます。

参考:長期優良住宅に係る壁量基準の見直し|国土交通省

基準②:省エネルギー性

長期優良住宅では、断熱性能などをはじめ、冷暖房負荷を抑えるための省エネルギー性の高さも基準になっています。

具体的には、長期優良住宅法改正が行われた結果、断熱等性能は住宅性能表示の等級5、一次エネルギー消費量性能は住宅性能表示の等級6が求められます。これらは、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)と同程度の水準です。

参考:長期優良住宅法改正概要説明|住宅局住宅生産課

基準③:居住環境

長期優良住宅では、良好な景観、および住居環境の維持・向上に配慮されている点も基準になります。

居住環境は地域によって詳細が異なるので、兵庫県の場合も、市区町村の都市計画や条例などと調和を図る必要があります。

基準④:維持保全計画

長期優良住宅では、長く使い続けるための維持保全計画が定められていることも基準になります。

具体的には、基礎など構造耐力上の主要部分、給排水設備、雨漏り防止などについて、定期点検や補修の計画が必要とされます。

基準⑤:維持管理・更新の容易性

内装や設備に関して維持管理・更新が容易におこなえることも、長期優良住宅の基準に定められています。

具体的に問題となるのは配管設備で、配管は構造躯体に比べて経年によって劣化することが避けられません。そのため、長く快適に住み続けるために、点検や清掃、補修などの作業が簡単にできる状態になっている必要があります。

基準⑥:劣化対策

数世代にわたって構造躯体が使い続けられるよう、劣化を防ぐ対策が取られていることも、長期優良住宅の基準の1つになっています。

具体的な基準は、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造によって異なりますが、3世代以上保つとされる「劣化対策等級3」が目安になっています。

参考:評価方法基準案(劣化対策)の各等級に要求される水準の考え方|国土交通省

基準⑦:住戸面積

長期優良住宅では、良好な居住水準を確保するための住戸面積も基準の1つです。

一戸建ての新築住宅の場合、延べ床面積75平米以上が基準です。また、複数階建ての場合は、1階部分の階段を除いた床面積が40平米以上と定められています。

参考:長期優良住宅制度の現状|国土交通省

兵庫県で長期優良住宅を建てるメリット

兵庫県で長期優良住宅を建てることには、多くのメリットがあります。

ここでは、代表的な6種類のメリットについて、詳細を確認していきましょう。

兵庫県で長期優良住宅を建てるメリット

メリット①:減税・控除の特例措置を受けられる

兵庫県で長期優良住宅を建てると、減税・控除の特例措置を受けられます。具体的な税制は以下の通りです。

  • 住宅ローン
  • 不動産取得税
  • 登録免許税
  • 固定資産税
  • 投資型減税
  • 贈与税

なお、このうち固定資産税の特例措置は5年間が期限とされています。6年目以降は通常の税額に戻りますが、それまでは通常額の1/2に減額されます。

メリット②:住宅ローンの金利が引き下げられる

兵庫県で長期優良住宅を建てると、住宅ローンの金利を引き下げてもらえます。

具体的には、控除率0.7%で最大13年間、住宅ローン残高の一部を所得税から控除してもらえます。一般住宅でも控除は受けられますが、長期優良住宅の控除率がより高いので、長期的に見ると相当な価格差が生まれます。

メリット③:地震保険料が割引される

兵庫県で長期優良住宅を建てることで、地震保険料を割り引いてもらえます。

先述の通り、長期優良住宅では耐震等級3相当が基準とされていますが、その場合保険料の50%が割り引かれます。

ただし、地震保険料の割引を受けるためには、耐震等級を証明する書類が必要なので、ハウスメーカーからもらった後は大切に保管しておきましょう。

メリット④:補助金を受け取れる

兵庫県で長期優良住宅を建てると、「地域型住宅グリーン化事業」の補助金を受け取れます。

地域型住宅グリーン化事業とは、環境負荷を低減させるため、木造住宅を増やすことを目的とする制度です。

地域材を使用して建てられた長期優良化住宅であれば、一戸あたり最大140万円までを補助してもらえます。

メリット⑤:安全で快適な家で長期的に生活できる

兵庫県で長期優良住宅を建てるメリットとして、安全で快適な家で長期的に生活できる点も大きいです。

長期優良住宅は、高い耐震性が確保されているため、万一の災害時にも被害を最小化できるでしょう。また、断熱性能が高いつくりになっているので、最低限の光熱費で快適な温度を保って生活できます。

それに加えて、住宅の劣化対策が施されたうえ、維持管理・更新の容易性も確保されているので、子の代・孫の代まで安心です。

メリット⑥:家に付加価値を付けられる

長期優良住宅は、家に付加価値を付けられるため、売却する際に安心できる点も大きなメリットです。

長期優良住宅には、最小限のメンテナンスで長年快適な暮らしを送れる工夫が施されています。そのため、中古でも劣化を気にする必要がなくなり、リセールバリューが高くなりやすい傾向にあります。

もちろん、新築で家を建てるからには、長く住み続ける想定の方がほとんどでしょう。しかし、先々ライフスタイルが変化した際に、高い金額で売却できる可能性があるというのは、大きな安心材料になるはずです。

兵庫県で長期優良住宅を建てるデメリット

以上見てきたように、兵庫県で長期優良住宅を建てることには多くのメリットがありますが、それと同時にデメリットもあります。そのため、兵庫県で家づくりをする際は、長期優良住宅のメリット・デメリットを比較検討したうえで、より良い選択肢を取ることが重要です。

ここでは、長期優良住宅の代表的な4種類のデメリットについて、詳細を確認していきましょう。

兵庫県で長期優良住宅を建てるデメリット

デメリット①:申請に費用・時間がかかる

兵庫県で長期優良住宅を建てる1つ目のデメリットは、申請に費用・時間がかかる点です。

申請を自力でするとしても、申請費用で数万円はかかります。しかし、申請手続きには専門的な部分もあるので、自力だと非常に手間がかかります。

そのため、ハウスメーカーや工務店に代行してもらうことが多いです。その場合、代行手数料を含めて最低でも20万円ほどはかかってくるでしょう。

デメリット②:一般住宅より建築コストが高くなる

兵庫県で長期優良住宅を建てるうえで、一般住宅より建築コストが高くなる点も、デメリットとして挙げられます。

長期優良住宅にすることで、どれくらいコストが上がるかはハウスメーカー・工務店によって異なります。そのため、より納得いく金額で工事を進められるよう、複数業者から相見積もりを取ることをおすすめします。

デメリット③:工期が長くなりやすい

兵庫県で長期優良住宅を建てるデメリットとして、工期が長くなりやすい点にも注意が必要です。

長期優良住宅では、着工前に申請をする必要がありますが、その手続きでおおよそ1ヶ月程度着工が遅れる可能性があります。

なお、手続きにどれくらいの期間が必要かは、ハウスメーカー・工務店の練度に左右されます。そのため、少しでも早く着工させたい場合は、長期優良住宅の施工実績が多い業者に依頼すると良いでしょう。

デメリット④:建てた後も定期的なメンテナンスが必要

兵庫県で長期優良住宅を建てた後は、定期的なメンテナンスが必要になる点もデメリットになり得ます。

長期優良住宅では、維持保全計画や維持管理・保全の容易性が基準になっていましたが、これらは定期的にメンテナンスすることが前提になっています。もしメンテナンスを怠った場合は、十分な強度や快適性が確保できなくなり、最悪の場合は長期優良住宅の認定を解除されてしまう可能性もあります。

兵庫県で長期優良住宅を実現する「大工産」の長期保証

兵庫県で長期優良住宅を建てる際は、私たち「大工産」にお任せください。

大工産では、地元密着の工務店として、長期優良住宅を基本とした、頑丈で快適な木の家を建て続けています。また、家を建てて終わりではなく、安心の保証制度やアフターフォローを完備し、お客様との長く続くコミュニケーションを重視しています。

ここでは、大工産の提供する5つの保証について、詳しくご紹介します。

木の温もりに包まれた和モダンなお家

構造耐力上主要な部分の瑕疵保証

大工産が建てた長期優良住宅において、基礎や土台などの構造耐力上主要な部分が施工不備等によって性能を満たさない場合は、該当部分の補修工事をおこないます。

また、万が一不測の事態が起きても、瑕疵保険に加入しているため、保険会社から直接お客様に保険金が支払われます。

雨水の浸入を防止する部分の瑕疵保証

大工産が建てた長期優良住宅において、外壁や屋根などの雨水の浸入を防止する部分がその性能を満たさない場合は、該当部分の補修工事をおこないます。

こちらの場合も、万が一不測の事態が起きた際は、保険会社から瑕疵保険分の保険金が支払われます。

地盤保証

大工産では、地盤の沈下などに備え、地盤の保険を提供しています。

地盤のプロが厳正な審査を実施し、建物引き渡しから20年間は、地盤沈下の心配なく安心した生活を保証いたします。

住宅設備機器保証

大工産では、独自の住宅設備機器保証をご用意しております。

住宅に設置した設備機器のメーカー保証が終了した後も、引き渡しから10年目までは、対象機器の故障や不具合を修理いたします。修理は期間中何度でも可能なので、大切な設備機器を長年安心してご使用いただけます。

シロアリ保証

大工産では、住宅基礎の大敵であるシロアリに関しても保証を設けています。

住宅基礎回りにおいて対策をおこない、基礎・土壌から家屋へシロアリが侵入する経路を塞ぎます。

それでも万が一、シロアリに建材が貫通されて建物が損傷した場合は、最大500万円までを補償いたします。

まとめ

今回は、兵庫県で長期優良住宅を建てることをテーマに、メリットやデメリットなどを詳しく確認してきました。

長期優良住宅は、十分な耐震性や劣化対策が施されているため、数世代にわたって安全で快適な暮らしを送れます。また、国によって普及促進が図られているため、建てることで減税などのメリットも得られます。ただし、長期優良住宅には一般住宅に比べてコストが高くなったり、工期が長くなったりなどのデメリットもあるので、建てる前にじっくり検討することが大切です。

今回ご紹介したことを参考にして、子の代・孫の代まで快適に過ごせる長期優良住宅を実現させましょう。

大工産は、兵庫県加古川市に本社のある地域密着の工務店です。良質な木材だけを用い、夏は「さっぱり」、冬は「しっとり」、年中快適に過ごす事の出来る住み良い家づくりを得意としております。

兵庫県加古川市、高砂市、稲美町、播磨町、姫路市、その他近隣市区町村で注文住宅をご検討中の方はぜひ一度ご覧ください。

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