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加古川市で長期優良住宅を建てるなら!家づくりのポイントと注意点を徹底解説

2024.06.23

加古川市で長期優良住宅を建てるなら!家づくりのポイントと注意点を徹底解説

加古川市でこれから家づくりをするなら、子の代・孫の代まで長く住み続けられる「長期優良住宅」がおすすめです。しかし、長期優良住宅に興味はあっても、その基準の詳細や注意点などが分からず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、加古川市で長期優良住宅を建てる方向けに、認定基準や手続きの流れ、家づくりのポイントや注意点などについて、詳しく解説していきます。

これから加古川市で家を建てる予定のある方は、ぜひ参考になさってください。

長期優良住宅とは

長期優良住宅とは、長期的に良好な状態で使えるよう、構造や設備において必要な措置を講じられた優良住宅を意味します。

長期優良住宅は国土交通省を中心に普及が推進されていて、具体的な要件などが「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に定められています。

近年では核家族化が進み、1世代だけが暮らして家の一生が終わることも少なくなくなりました。しかし、長期優良住宅は3世代が快適に過ごせるだけの機能性や耐久性が備わっているので、子の代・孫の代までを想定し、長く住み続けられます。

加古川市での長期優良住宅の認定基準

加古川市では、長期優良住宅の認定基準として、以下の6つを定めています。

  • 長期使用構造
  • 住戸の規模(住戸面積)
  • 居住環境の維持及び向上への配慮
  • 自然災害配慮
  • 建築後の住宅の維持保全の方法及び期間
  • 資金計画

各認定基準の詳細について、以下で順に確認していきましょう。

出典:長期優良住宅建築等計画等の認定について|加古川市

加古川市での長期優良住宅の認定基準

基準①:長期使用構造

加古川市が設定する「長期使用構造等」は、住宅の構造が長期使用に耐えられるようになっているかを示す基準です。

具体的な目安としては、「劣化対策等級3」や「耐震等級3」を満たすことがポイントになります。劣化対策等級とは、3世代が暮らす間(約75〜90年間)、大きな補修工事をすることなく家屋が存続できるだけの対策が施されていることを表します。また、耐震等級3は、数百年に一度起こることが想定される大規模地震でも、軽微な修繕のみで耐えられる程度の耐震強度を示します。

そのほか、住宅の可変性、維持管理・更新の容易性、バリアフリー対策、省エネルギー対策などが施されていることについても、期使用構造等の基準に含まれています。

基準②:住戸の規模(住戸面積)

加古川市が設定する「住戸の規模(住戸面積)」は、良好な生活が送れるのに十分な面積が確保されているかを示す基準です。

具体的には、一戸建てだと「床面積の合計75平方メートル以上」、共同住宅等だと「一戸の床面積の合計40平方メートル以上」が要件になっています。

基準③:居住環境の維持及び向上への配慮

加古川市が設定する「居住環境の維持及び向上への配慮」は、加古川市の地区計画に適合すること、そして都市計画施設の区域外にあることなどを示す基準です。

より端的に言うと、住宅を建てる際、加古川市の住みやすさの維持・向上に差し障ることがある場合は、公共の益としての地区計画の方が優先されることを示します。通常はそれほど気にする必要はありませんが、住宅の建築予定地付近で地区計画が進行中の場合は、念のために詳細を確認しておくと良いでしょう。

基準④:自然災害配慮

加古川市が設定する「自然災害配慮」は、長期優良住宅を建てる際、土砂災害などの危険性が最小限に抑えられているかを示す基準です。

自然災害はいつ発生するか分かりませんが、ハザードマップなどによって、その危険性をある程度予見することは可能です。長期的に家屋を維持できるよう、地盤がしっかりした土地を選定して家づくりをすることが求められます。

基準⑤:建築後の住宅の維持保全の方法及び期間

加古川市が設定する「建築後の住宅の維持保全の方法及び期間」は、家を建てた後の維持保全に必要な方法、および期間の詳細が定められているかが要件となります。

基礎などの構造耐力上の主要部分、給排水管の交換可能性、雨漏り防止対策の有無などが対象です。これらに関して、可能な限り具体的な保全方法と、それに必要な期間を示すことが求められます。

基準⑥:資金計画

加古川市が設定する「資金計画」では、長期優良住宅の建築などにかかる概算額を算出し、書面に記載することが要件になります。

基本的に、提出書類はハウスメーカーや工務店に作成してもらえるので、資金計画をそれほど気にする必要はありません。もし自力で作成する場合は、事前に要件を確認したうえで、誤りや記載漏れなどがないように注意しましょう。

加古川市での長期優良住宅認定の手続き

加古川市で長期優良住宅を建てる場合、一般的にその認定手続きは、建築主であるハウスメーカーや工務店がおこないます。その際の具体的な手順は、以下の通りです。

  • 必要書類の提出
  • 登録住宅性能評価機関での技術的審査
  • 認定申請手数料の支払い
  • 「完了した旨の報告書」の提出

出典:長期優良住宅建築等計画等の認定について|加古川市

加古川市で長期優良住宅を建てる際の注意点

加古川市で長期優良住宅を建てれば、長く安心して住めるマイホームが実現します。しかし、長期優良住宅の建築時には、いくつか注意点があるので、事前に把握しておくことが重要です。

ここでは、加古川市で長期優良住宅を建てる際に知っておくべき、2つの注意点をご紹介します。

加古川市で長期優良住宅を建てる際の注意点

工事着手前の申請が必要

長期優良住宅を建てる際、認定の申請は工事着工前におこなう必要があります。一度工事が始まった段階だと、長期優良住宅の要件を満たしていたとしても、認定が受けられなくなってしまいます。

長期優良住宅の認定申請は、通常ハウスメーカーや工務店が実施します。そのため、施主側でしておくべき準備はあまりありませんが、業者が誤って申請前に着工することのないよう注意しておくと安心でしょう。

税の減免には別途手続きが必要

長期優良住宅を建てると、所得税や不動産取得税、固定資産税、登録免許税などの減免を受けられます。しかし、税の減免をしてもらうためには、認定申請だけでは不十分で、別途手続きが必要な点に注意しましょう。

税制度によって具体的な手続き内容が異なるので、詳細は国土交通省のホームページで確認をお願いします。

参考:認定長期優良住宅に関する特例措置|国土交通省

長期優良住宅のメリット・デメリット

ここでは、加古川市で長期優良住宅を建てるうえで知っておきたい、長期優良住宅のメリット・デメリットについて、詳しく確認していきましょう。

長期優良住宅のメリット・デメリット

長期優良住宅のメリット

加古川市で長期優良住宅を建てるメリットとしては、以下の5つが挙げられます。

  • 長く住める快適な住まいが手に入る
  • 将来的な売却時の価値を担保できる
  • 減税・控除・金利優遇が受けられる
  • 地震保険料の割引がある
  • 補助金(地域型住宅グリーン化事業)を利用できる

長期優良住宅は、簡単な点検・メンテナンスをすることで、何代にも渡って快適に住み続けられます。また、経年に伴う劣化も最小限に抑えられるため、資産価値が高い状態をキープできるでしょう。減税や控除、住宅ローンの金利優遇や、地震保険料の割引など、出費を削減するメリットが多い点も特徴的です。

また、地域材を使用して指定業者に依頼するなどの要件を満たせば、地域型住宅グリーン化事業に申請でき、一戸あたり最大140万円までが受け取れます。

長期優良住宅のデメリット

加古川市で長期優良住宅を建てる際、注意すべきデメリットとしては、以下の3点が挙げられます。

  • 認定までに費用・時間がかかる
  • 建築費用が高額になりやすい
  • 定期的な点検・メンテナンスが必要

長期優良住宅は、認定申請をする必要があり、それには費用がかかります。自力で申請するのであれば数万円程度ですが、ハウスメーカーや工務店に諸々の手続きを代行してもらう場合は、20~30万円程度かかることを想定しておきましょう。

長期優良住宅は高気密・高断熱などの機能性を確保する必要があるため、一般住宅より建築費用が高くなりやすい点にも注意が必要です。ただ、それによって長期的な快適性が手に入ると考えれば、長い目ではリターンが大きいとも考えられます。

参考:長期優良住宅認定申請手数料額チェックシート|加古川市

長期優良住宅で後悔しないための家づくりポイント

加古川市で長期優良住宅を建てることで、多くの方は満足いく家づくりを実現しますが、なかには後悔してしまう場合もあります。

ここでは、長期優良住宅で後悔しないための、家づくりのポイントを3つ確認していきましょう。

長期優良住宅で後悔しないための家づくりポイント

ポイント①:メリットとデメリットを事前に比較する

加古川市で長期優良住宅を建てる際は、メリットとデメリットを事前に比較することがポイントになります。

先述のメリット・デメリットのどれを強く感じるかは、それぞれの思い描く住宅像や予算、家づくりのスケジュールなどによって変わってきます。そのため、家づくりを始める前にメリット・デメリットの双方を照らし合わせ、十分に検討することが大切です。

ポイント②:長期的に維持管理をし続けられるか確認する

加古川市で長期優良住宅を建てる際は、長期的に家の維持管理をし続けられるか、事前にしっかり考えておきましょう。

適切な維持管理さえし続ければ、長期優良住宅は何十年と住み良い状態をキープしてくれます。しかし、維持管理が行き届かないと、住み心地が損なわれ、場合によっては長期優良住宅の認定も外されかねません。

維持管理を続けて長く住むか、ノーメンテナンスで住み替えるのが良いかは、好みによって変わってくるので、家族でしっかり話し合って決めると良いでしょう。

ポイント③:実績の多いハウスメーカー・工務店に依頼する

加古川市で長期優良住宅を建てる場合、なるべく実績の多いハウスメーカー・工務店に依頼するのがポイントです。

長期優良住宅を実現させるには、細かいところまでこだわって設計する必要があります。また、事前申請の手続きなども煩雑なので、ある程度実績を積んだ業者でないと、いたずらに工期が長くなりかねません。

長期優良住宅の建築実績があるかどうかは、たいてい業者のホームページに掲載されています。掲載が確認できない場合は、住宅展示場やモデルハウスなどを訪れた際に、詳細を問い合わせてみると良いでしょう。

加古川市で長期優良住宅を建てるなら「大工産」にお任せください

加古川市で長期優良住宅を建てるなら、私たち「大工産」にお任せください。

大工産は、自然のぬくもりに溢れる木の家を得意とする工務店で、加古川市に拠点を構え、兵庫県内で数多くの長期優良住宅を手掛けてきました。

アフターサポート・アフターメンテナンス体制も充実しているため、家の完成後に万一何かあった際は、迅速に対応いたします。具体的な保証内容としては、以下のものをご用意しております。

  • 構造耐力上主要な部分の瑕疵保証〈20年保証〉
  • 雨水の浸入を防止する部分の瑕疵保証〈20年保証〉
  • 地盤保証〈20年保証〉
  • 住宅設備機器保証
  • シロアリ保証

加古川市で長期優良住宅の建築をご検討の場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

>>大工産のアフターサポートについて詳しくはこちら

まとめ

今回は、加古川市で長期優良住宅を建てることをテーマに、長期優良住宅の基準やメリット・デメリット、家づくりのポイントなどについて確認してきました。

長期優良住宅は、十分な耐久性や耐震性、断熱性能の高さなどが実現された住宅なので、子や孫の代まで安心して住み続けられます。ただ、各所にこだわって家づくりをするため、一般的な住宅より建築コストが高額になりやすいです。また、品質を維持するには定期的な点検・メンテナンスが必要になる点にも注意が必要です。

今回ご紹介したことを参考に、加古川市で理想的な長期優良住宅を実現させましょう。

大工産は、兵庫県加古川市に本社のある地域密着の工務店です。良質な木材だけを用い、夏は「さっぱり」、冬は「しっとり」、年中快適に過ごす事の出来る住み良い家づくりを得意としております。

兵庫県加古川市、高砂市、稲美町、播磨町、姫路市、その他近隣市区町村で注文住宅をご検討中の方はぜひ一度ご覧ください。