豊かな自然と暮らしやすさが共存している神戸市西区は、新築一戸建てを建てる街として非常に人気があります。
しかし、神戸市西区でマイホームを建てたいと考えているものの、業者選びなどに不安があり、なかなか決心がつかない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、神戸市西区で新築一戸建てを建てる方を対象に、工事の主な流れや業者の選択肢、業者選びの注意点などについて、詳しく解説していきます。
記事の最後では、オシャレな木の家の施工実例もご紹介するので、これから神戸市西区で新築一戸建てを建てようか悩んでいる方は、ぜひ参考になさってください。
神戸市西区の地域情報
神戸市西区は、神戸市の西端に位置していて、北区に次いで2番目に広い区です。
西神ニュータウン・学園都市・西神南ニュータウンなどの建設などにより、現在の人口は神戸市内で最多となっています。また、標準時を定める子午線が南北に区を横切っている点も特徴の1つです。
神戸市西区は、自然環境に恵まれていて、稲作や農業、園芸などが盛んに行われています。また、神社仏閣や遺跡、古墳なども多くあり、歴史のある地域としても知られています。
神戸市西区は、市内でも特に治安が良い区だとされていて、商業施設やレジャースポットなども充実しているので、子育ての地としても人気を集めています。
参考:西区の概要|神戸市
神戸市西区の土地の価格推移
神戸市西区の地価は、バブル景気以降はほぼ横ばいの状態が続いていましたが、ここ数年で基準地価にやや上昇傾向が見られます。神戸市西区は治安が良く人気のある地域なので、今後はさらに地価が高くなる可能性もあるでしょう。
ただし、こちらはあくまで神戸市西区全体の平均値なので、実際の地価は立地によって上下します。そのため、新築一戸建てを建てる土地を探す際には、必ず個々の立地の正確な地価を確認したうえで、比較検討するようにしましょう。
出典:株式会社Land Price Japan「土地代データ」
神戸市西区で新築一戸建てを建てる流れ
ここでは、神戸市西区で初めて新築一戸建てを建てる方に向けて、家づくりの基本的な流れをご紹介します。
流れ①:土地探し
神戸市西区で新築一戸建てを建てる際は、まず敷地となる土地探しから始めます。
駅から近い方が良いか、学校が近い方が良いかなど、立地の良し悪しは人によって異なります。そのため、家族全員の利便性を考慮したうえで、みんなにとって住み良い土地を探すことが大切です。
ただし、家族全員の希望をすべて満たすことが難しい場合もあるため、それぞれに優先順位を決め、予算と照らし合わせてより良い土地を選定していきましょう。
流れ②:依頼する業者選び
良い土地が見つかったら、続いて新築一戸建ての工事を依頼する業者を選びます。
神戸市西区は非常に人気のある地域なので、大手ハウスメーカーから地域の工務店に至るまで、色々な業者が選べます。その際、業者によって得意とする工法やデザインなどが異なるので、理想とするマイホーム像が定まっている場合は、それに近い施工事例のある業者を選びましょう。
神戸市西区で新築一戸建てを依頼する業者の選択肢については、後ほど改めて詳しく解説します。
流れ③:建築請負契約・着工
新築一戸建てを建てる土地と業者を選んだら、いよいよ建築請負契約を結んで、着工に進みます。
建築請負契約は、間取りなどの詳細を決めた後、本見積もりの内容に納得したうえでおこないます。この後はキャンセルができなくなるので、見落としや確認漏れがないか入念に確認して署名捺印をしましょう。
なお、新築一戸建てに住宅ローンを利用する際は、このタイミングで申請しておくことをおすすめします。住宅ローンは申請後、仮審査と本審査に時間がかかることがあるので、早めに申請しておくことが大切です。
流れ④:完成・引き渡し
工事が無事に完了したら、待ちに待った新築一戸建ての完成です。仕上がりに不備がないかなどを確認し、問題がなければ引き渡し完了となり、晴れてマイホームが手に入ります。
新築一戸建ての引き渡しが済んだら、忘れないうちに登記の手続きも済ませておきましょう。登記の手続きは法務局で行いますが、西区内には担当支局がないので、神戸地方法務局明石支局に申請する必要があります。
神戸市西区で新築一戸建てを依頼する業者の選択肢
神戸市西区で新築一戸建てを建てる際、業者の選択肢には大きく以下の3種類があります。
- ハウスメーカー
- 設計事務所
- 工務店
それぞれの業者の特徴や違いについて、以下で詳しく確認していきましょう。
ハウスメーカー
ハウスメーカーとは、全国的に事業展開している、大規模な建設業者です。
ハウスメーカーに新築一戸建てを依頼するメリットは、高い知名度による安心感を得られる点です。また、全国で数多くの施工事例があることから、一定以上の工事水準も期待できます。
一方で、ハウスメーカーは規格が画一化されていて、施主の細かい要望には対応しにくい点がデメリットとして挙げられます。そのため、スタンダードな家づくりを求める場合は問題ないですが、新築一戸建てに対してこだわりが強い場合は、他の業者の選択肢も検討すると良いでしょう。
設計事務所
設計事務所とは、建築士が在籍し、主に住宅の設計やデザインをおこなう建設業者です。
設計事務所に新築一戸建てを依頼するメリットは、高いデザイン性を期待できる点です。建築士自ら図面を引いてデザインしてもらえる場合、SNSなどで取り上げられるような、オリジナリティ溢れる家も実現できるでしょう。
ただし、設計事務所はその他の業者に比べて、費用が高くなりやすいというデメリットがあるので注意しましょう。そのため、予算に余裕がある場合は良いですが、なるべくリーズナブルに費用を抑えたい場合は、ハウスメーカーや工務店も候補に入れることをおすすめします。
工務店
工務店とは、地域に密着して経営している、比較的小規模の建設業者です。
工務店に新築一戸建てを依頼するメリットとしては、費用が安価に収まりやすい点と、細かい部分で施主の希望を反映させやすい点が挙げられます。特に後者の魅力は大きく、小規模業者ゆえの丁寧なヒアリングと提案により、施主の希望を的確に現実のものにしてもらえるでしょう。
一方、工務店の中には経営が安定していない業者もあり、そのようなところに依頼すると、工事途中で倒産するなどのリスクに繋がるので注意が必要です。そのため、工務店に新築一戸建てを依頼する際は、経営が安定しているか確認するため、事前にホームページなどをチェックしておくと良いでしょう。
神戸市西区で新築一戸建てを依頼する業者選びの注意点
ここでは、神戸市西区で信頼できる業者に新築一戸建てを依頼するため、業者選びで注意すべきポイントを4つご紹介します。
注意点①:近い地域にある業者を選ぶ
神戸市西区で新築一戸建てを建てる際は、なるべく近い地域にある業者を選びましょう。
たとえば、業者の本拠地が県外や、東京などの関東にある場合だと、イレギュラーがあった際などの対応が遅くなりがちです。
その点、兵庫県内など近い地域にある業者であれば、何かあっても迅速に対応してもらえ、より安心して新築一戸建てを建てられるでしょう。
注意点②:十分な実績があるか確認する
神戸市西区で新築一戸建てを依頼する業者を選ぶ際は、十分な実績があるか確認することも重要です。
十分な実績が確認できない業者だと、高い技術力があるかが不明であるため、理想の新築一戸建てが実現できない可能性が出てきます。また、実績の有無は業者の経営が安定しているかを計る資料としても有用です。
業者の直近の実績は、ホームページに掲載されていることが多いので、工事請負契約を結ぶ前に必ず確認しておきましょう。
注意点③:なるべく自社施工の業者を選ぶ
神戸市西区で新築一戸建てを依頼する際は、なるべく自社施工の業者を選ぶことをおすすめします。
自社施工とは、社外の人間に下請けに出さず、工事をすべて自社人員で担う体制のことです。自社施工を実施しているということは、それだけ自社の技術力に自信があることの証拠になります。また、下請けに出すことで生じるマージンを省けるので、リーズナブルな金額で高い水準の施工を期待できます。
自社施工であることは業者にとってもアピールポイントなので、たいていはホームページやチラシなどに記載されています。もし記載がない場合は、電話などで問い合わせて確認すると良いでしょう。
注意点④:適切な提案をしてくれるか確認する
神戸市西区で新築一戸建てを依頼する際は、適切な提案をしてくれる業者を選びましょう。
建設に関して素人である施主が思い描いた理想のマイホームは、プロの観点からすると無理があったり、改善が必要だったりすることもあるでしょう。その際、ヒアリングの中で適切な提案をしてくれる業者であれば、理想像に適宜修正を加えてくれるので、より満足度の高い家づくりが実現できるでしょう。
適切な提案をしてくれるかどうかは、見積もりを依頼したときや、モデルハウスを訪問したときなどに確認できます。1社だけでは判断ができないので、なるべく複数社の担当者に話を聞いてみるようにしましょう。
神戸市西区で新築一戸建てを建てるなら「木の家」がおすすめ!
神戸市西区で新築一戸建てを建てるなら、おしゃれで住み心地の良い「木の家」がおすすめです。
ここでは、木の家の魅力を3つのポイントに分けて、詳しく確認していきましょう。
木の家の魅力①:夏は涼しく冬は暖かい
木の家の1つ目の魅力は、夏涼しく冬暖かい点にあります。
木の家の建材として使われる天然木には、自然の調温効果・調湿効果があります。そのため、暑い夏は暑気や湿気を吸い込んでくれ、寒い冬には寒気を遮り空気に潤いを補ってくれるので、年中快適な状態を保ってくれます。
木の家の魅力②:吸音性・耐衝撃性が高い
木の家の2つ目の魅力は、吸音性・耐衝撃性が高い点にあります。
コンクリートなどの建材は、音を跳ね返し、それによって素材が反響するので、小さな音でも気になる原因になります。一方、木は音を反響させずに吸い取ってくれるので、室内を静かな状態に保ってくれます。
また、音だけでなく衝撃も吸収してくれるため、たとえば床材に天然木を使用すると、足に伝わる衝撃を和らげる効果が得られるでしょう。
木の家の魅力③:天然木のフィトンチッド効果が得られる
木の家の3つ目の魅力は、天然木のフィトンチッド効果が得られる点です。
フィトンチッドとは、木が自身を守るために放出する揮発性物質のことで、防菌・防虫効果のほか、空気の消臭・浄化作用などが得られます。
また、フィトンチッドに含まれるテルペン類と呼ばれる芳香成分には、人の気持ちをリラックスさせる効果があります。そのため、壁や床が天然木でできた空間にいると、まるで森林浴をしているような落ち着いた時間を過ごせるでしょう。
兵庫県内のオシャレな新築一戸建ての施工事例
最後に、神戸市西区を含む兵庫県内で多くの木の家を手掛ける工務店「大工産」の、オシャレな新築一戸建ての施工事例を2つご紹介します。
おしゃれな新築一戸建ての施工事例①
こちらは、ブルーの外観がオシャレな新築一戸建てです。
中庭には高めのフェンスを造作し、子どもが安全かつ安心して遊べるようにしています。また、外部からの視線がシャットアウトされることで、バーベキューやプール遊びなども楽しめます。
間取りは水回りを主役することで、家事動線を短縮できるよう工夫されています。
また、LDKに木製ストリップ階段を設けることで、全体に解放感のある居心地の良い空間が実現されています。
おしゃれな新築一戸建ての施工事例②
こちらは、クリームとグレーの穏やかな2色使いの外壁がオシャレな新築一戸建てです。
ポーチ部分には格子をあしらうなど、施主様の理想とするマイホーム像が形になっています。
帰宅時に家族が顔を合わせられるよう、敢えてリビング内に階段を設け、リビングが生活動線の中心になるように工夫されています。
また、和の落ち着きを求め、LDKと繋がった部分に和室を設置しています。キッチンからも視線が届くので、子どもの遊び場やお昼寝スペースにも最適です。
まとめ
今回は、神戸市西区で新築一戸建てを建てる方を対象に、神戸市西区の地域情報や家づくりの流れ、業者選びの注意点などについて、詳しく確認してきました。
神戸市西区で理想のマイホームを建てるには、高い技術力を持つ、信頼できる業者に工事を依頼することが大切です。今回ご紹介したことを参考にして、神戸市西区でオシャレな新築一戸建てを実現させましょう。
大工産は、兵庫県加古川市に本社のある地域密着の工務店です。良質な木材だけを用い、夏は「さっぱり」、冬は「しっとり」、年中快適に過ごす事の出来る住み良い家づくりを得意としております。