出典：大工産のモデルハウス
家づくりを検討する際、モデルハウスは非常に参考になる施設です。
工務店やハウスメーカーには、それぞれの特徴があるため、予め、どんな家づくりをしているのかを実際に見ることができ、スタッフに直接質問することも可能です。
今回は、モデルハウスとは何かについての情報と、加古川市内にある人気のモデルハウスについてご紹介します。
これから加古川市内で家づくりをしようかと検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
モデルハウスとは
モデルハウスとは、ハウスメーカーや工務店が、展示用として建設した住宅のことです。家づくりを検討している方を対象に、自社の特徴や構造などをアピールすることを目的としています。
モデルハウスと似たような言葉でモデルルームがありますが、その表す意味は少々異なります。一般的に、モデルハウスは戸建て住宅の展示用物件を表しますが、モデルルームは分譲マンションを販売するときの展示用の部屋を指すことが多いです。
モデルハウスと見学できる建売住宅の違い
モデルハウスと建売住宅の決定的な違いは、モデルハウスが展示用の物件であるのに対し、建売住宅は人が住むための販売物件であることです。
モデルハウスには、電気配線などは通っているものの、水道やガスなどの配管が通ってないことがあり、実際に使用ができない場合が多いです。また、一度に複数の世帯が見学できるように、一般的な家よりも広くつくられていたり、オプション品が多数採用されていたりすることが多いです。
一方、建売住宅は販売用の物件なので、電気はもちろん、ガスや水道などの配管も設置されており、すぐに生活できるようになっています。
実際に生活することを想定しているので、サイズ感も一般的な住宅と変わりがなく、住んだ後がイメージしやすい点が特徴的です。
モデルハウスとオープンハウスの違い
家づくりを検討している方の中で、オープンハウスという言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
オープンハウスは、実際の新築戸建て住宅（建売住宅）や中古住宅などの物件のことであり、自由に建物の中を見学できるようになっています。
また、基本的に営業担当者が常駐しているので、その場で、家づくりや戸建て住宅の購入についての相談ができるのが特徴です。
モデルハウスが来客を想定してつくられているのに対し、オープンハウスは新築や中古を問わず、実際に生活できる物件が使われています。
モデルハウスを見学するメリット
出典：大工産のモデルハウス
モデルハウスを見学すると、ハウスメーカーや工務店の特徴や個性を体験でき、さまざまなメリットが得られます。
ここでは、代表的な3つのメリットについて、詳しく確認していきましょう。
実物の一戸建て住宅を確認できる
モデルハウスを見学すると、実物の一戸建て住宅で、どのような生活ができるかを具体的に確認できる点が大きなメリットです。
たとえば、玄関からリビングへのつながりや、天井の高さなど、実際に目で見ないとわからない細かいところも、詳しく確認できるでしょう。
家の広さや間取りのイメージを掴める
モデルハウスを見学すると、家の広さや間取りのイメージが掴める点もメリットです。
カタログや資料には、延床面積や部屋ごとの広さが書かれているものの、実際にどれくらいの広さなのかをイメージできないことも少なくありません。しかし、モデルハウスでは、実際の広さを体験できることに加え、家具や家電を置いた場合、どのような動線になるかも確認できます。
住宅に関する疑問や悩みを相談できる
モデルハウスを見学すると、疑問や悩みを相談できるのもメリットの1つです。
モデルハウスには、ハウスメーカーや工務店の営業担当者が在籍しており、案内してもらいながらモデルハウスの見学ができます。その際、疑問点や質問にも丁寧に答えてくれるので、気になることがあれば遠慮せずに聞いてみましょう。
また、モデルハウスを見学し終わったら、資金計画に加え、具体的なプランの相談なども可能です。
このように、モデルハウスでは家づくりに関する多くの悩みを解決できるので、足を運ぶメリットは大きいといえるでしょう。
代表的なモデルハウスの種類
出典：大工産のモデルハウス
モデルハウスにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
ここでは、「住宅展示場型モデルハウス」「分譲住宅地型モデルハウス」「事務所併設型モデルハウス」の特徴を見ていきましょう。
住宅展示場型モデルハウス
住宅展示場には、さまざまなハウスメーカーや工務店のモデルハウスが展示されており、1日で複数のメーカーの住宅を見学できます。複数のモデルハウスを同時に見て、それぞれを比較検討できるのが魅力といえるでしょう。
また、事前の予約などは必要なく、気軽に見学できるケースが多いです。それに加え、休日にはイベントなどが開催されていることもあるので、家族連れで見学しやすいのが特徴的です。
なお、住宅展示場型モデルハウスは、見学用につくられているので、一般的な住宅よりも広くつくられています。
分譲住宅地型モデルハウス
分譲地型モデルハウスとは、分譲住宅地に建てられたモデルハウスのことです。一定期間が経過すると販売されることから、一般的な住宅と同じサイズ感で建てられています。
分譲地型モデルハウスの場合、実際の暮らしをイメージしながら見学できるので、よりリアルに家づくりを検討できるでしょう。
事務所併設型モデルルーム
ハウスメーカーや工務店によっては、事務所に併設されたモデルルームを保有していることがあります。事務所併設型のモデルルームでは、ハウスメーカーや工務店のこだわりが詰まったデザインや間取りが採用され、各社の個性や特徴を理解しやくなっています。
さらに、事務所併設型のモデルルームであれば、事務所とモデルルームを行き来でき、じっくり間取りや仕様を決められるといったメリットがあります。
加古川市内のモデルハウス
モデルハウスを見学すると、リアルな生活をイメージできるため、より家づくりを楽しめるでしょう。しかし、加古川市内での家づくりを検討するにあたって、どこにモデルハウスがあるのか、そしてどのようにして見学すればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
そのため、ここでは加古川市内にあるモデルハウスを3例ご紹介します。
住宅展示場型｜加古川住宅公園
「加古川住宅公園」は、国道2号線沿いにある全15区画の住宅展示場です。
加古川住宅公園には、大手ハウスメーカーから、地域密着型工務店など、さまざまなメーカーのモデルハウスがあります。
加古川住宅公園の詳細はこちらからご覧ください。
住宅展示場型｜神戸新聞ハウジングセンター加古川会場
「神戸新聞ハウジングセンター加古川会場」は、加古川市尾上街にある住宅展示場であり、22棟のモデルハウスを見学できます。
神戸新聞ハウジングセンター加古川会場には、全国展開型の大手ハウスメーカーをはじめ、大工産などの地域密着型の工務店のモデルハウスもあります。
神戸新聞ハウジングセンター加古川会場の詳細はこちらからご覧ください。
分譲住宅地型｜ストークビレッジ
加古川市内にある「ストークビレッジ」は新興住宅地であり、一部のハウスメーカーのモデルハウスが展示されています。
加古川市内には、ストークビレッジのような新興住宅地が各地にあるので、モデルハウスをご覧になりたい際は、エリアを絞って見学に行くといいでしょう。
事業所併設型｜大工産本社2Fモデルルーム
自然素材の家を得意としている大工産の本社には、実際の生活を体験できるモデルルームが併設されています。家具や家電も配置されているので、広さや使い勝手を具体的に体感でき、家づくりの参考になるでしょう。
また、大工産本社のモデルルームには、住宅のプロが常駐しているので、家づくりで気になることや不安なことを気軽に相談できます。
そのほか、具体的な打ち合わせもその場ででき、家づくりについて気軽に相談したい方から本格的に計画を進めたい方まで、さまざまな方に役立つ場所となっています。
おしゃれな木の家を見学できる人気のモデルハウス
神戸新聞ハウジングセンター加古川会場には、木の家を見学できる大工産のモデルハウスがあります。大工産は兵庫県内の地域密着型の工務店であり、高性能な木の家を得意としています。その結果、「ハウス・オブ・ザ・イヤー」を10期連続で受賞しています。
出典：大工産のモデルハウス
木のぬくもりや自然素材の優しさを体感できるモデルハウスなので、ほかのハウスメーカーや工務店と比べてみるのがおすすめです。
【モデルハウス情報】
工法：木造軸組工法
延床面積：213.87㎡(64.70坪)
(1F:133.87㎡(40.50坪)
2F:80.00㎡(24.20坪))
電話：0800-100-6788
営業時間：9：00～18：00
定休日：水曜日
神戸新聞ハウジングセンター加古川会場内の大工産のモデルハウスの詳細はこちら
モデルハウスを見学するときに注目したいポイント
モデルハウスを見学すると実際の暮らしをイメージできるので、家づくりの参考になるでしょう。ただ、せっかく見学するのであれば、いくつか注目しておきたいポイントがあります。
ここでは、モデルハウスを見学するときに注目したいポイントのうち、代表的な5つを見ていきましょう。
出典：大工産のモデルハウス
間取り・生活動線
モデルハウスを見学するときは、まずは詳しい間取りを確認しましょう。実際の生活をイメージしながら、部屋数やそれぞれの部屋の広さを検討することをおすすめします。
さらに、生活動線や家事動線をチェックするのも大切です。たとえば、キッチンからダイニングテーブルへの動線はどうか、パントリーや収納へのアクセスは楽かなどを確認しながら見学すると、家づくりのイメージが湧きやすくなります。
収納スペース
モデルハウスを見学するうえでは、間取りや生活動線に加え、収納スペースを確認するのも非常に大切です。収納スペースを確認するときは、広さや数が十分かはもちろん、どこに収納スペースがあると使いやすいかなども考えながら見学しましょう。
また、現在お住まいの住宅で収納スペースが足りていない場合は、あとどれくらいの量のスペースが欲しいかなど、具体的に検討しておくことをおすすめします。
さらに、将来的に子どもが増えたときのことを考慮しながら、収納スペースを意識してモデルハウスを見学するといいでしょう。
天井の高さや部屋の広さ
天井の高さや部屋の広さは、カタログや資料、チラシだけでは判断できません。しかし、モデルハウスを見学すれば、実際の高さや広さを確認できるので、イメージを膨らませやすくなります。
また、必要な家具や家電などをあらかじめリストアップしておけば、どれくらいの広さが必要かも確認できるでしょう。
家具のレイアウト
モデルハウスには、家具や家電が配置されているので、レイアウトの参考にもなります。
たとえば、どこにどれくらいの大きさのソファを置くのか、ダイニングテーブルはどのような形状や色のものにするかなど、具体的に検討するのがおすすめです。
住宅設備やオプションの使い勝手や値段
モデルハウスには、キッチンやお風呂、トイレや洗面化粧台などの住宅設備が設置されており、使い勝手やサイズ感などを確認できます。
また、モデルハウスによっては、最新設備が展示されていることもあるので、最新設備の使用感などが気になる方は、足を運んでみるとよいでしょう。
そのほか、モデルハウスには、さまざまなオプション品が採用されていることが多いので、オプション品を体感できるのも魅力の1つです。実際にオプション品を触りながら、家づくりの際に必要かなどを検討できます。
なお、営業担当者によっては、その場でオプション品の値段を教えてくれることもあるので、気になる方は相談してみましょう。
まとめ
今回は、モデルハウスとはどういう目的の建物なのかに加え、モデルルームやオープンハウスとの違いを解説しました。さらに、加古川市内のモデルハウスやモデルルーム、モデルハウスを見学するときのポイントについても、併せて紹介しました。
モデルハウスを見学するときは、実際の生活をイメージすることが大切です。事務所併設型のモデルルームだけでなく、展示場型のモデルハウスがある大工産では、木の家のイメージを詳しく体感できます。
木の香りはもちろん、天然素材の肌触りやぬくもりは、カタログやチラシだけではわからないので、自然素材の家が気になる方は、お気軽に大工産にご相談ください。
株式会社大工産は、兵庫県加古川市に本社のある地域密着の工務店です。
良質な木材だけを用い、夏は「さっぱり」、冬は「しっとり」、年中快適に過ごす事の出来る住み良い家づくりを得意としております。
兵庫県加古川市、高砂市、稲美町、播磨町、姫路市、その他近隣市区町村で注文住宅をご検討中の方はぜひ一度御覧ください。
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林野庁：「木材利用の促進について」の情報
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