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和モダンとは?人気の理由や外観・インテリアのコツを解説

2025.03.28

「和モダン」な家づくりに興味があるものの、どのように新築住宅に取り入れるか迷うことはありませんか。伝統的な和の要素と、現代的でシンプルなモダンデザインを融合させた和モダンは、近年人気を集めています。

しかし、どの部分に和の要素を加え、どの部分をモダンにすると効果的なのか、具体的なイメージが湧かない方も多いかもしれません。そこで今回は、和モダンの魅力と、外観やインテリアのコツをご紹介します。

和モダンとは

和モダンとは、日本の伝統的な和の美しさと、現代的なデザインを融合させた住宅スタイルのことです。

「和の落ち着きを感じながらも、暮らしやすい空間をつくりたい」「自然素材を取り入れた心地よい住まいにしたい」といったニーズは増えています。大人も子どもも心地よく暮らせる住まいとして、幅広い世代から注目を集めているスタイルです。

和モダンな家の魅力

和モダンな家は、自然を身近に感じられる設計が特徴です。風通しを考慮した間取りや、光を柔らかく取り入れる障子や格子を活用することで、四季折々の心地よさを感じられます。

木や漆喰などの自然素材には湿度を調整する機能もあるため、日本の気候にあった住環境を作り出す効果もあります。

また、和モダンな家は、時間の経過とともに味わい深さが増していくのも魅力です。無垢材の床や柱は使い込むほどに風合いが増し、漆喰や和紙の壁は年月を経るごとに趣を深めます。

流行に左右されないデザインだからこそ長く愛着を持って暮らせるため、住みながら経年変化を楽しんでいけるでしょう。

和モダンな家にする外観の3つのコツ

ここでは、和の趣を感じさせながらも現代的なスタイルを取り入れるための3つのポイントをご紹介します。

  • 日本瓦を取り入れる
  • 屋根のデザインにこだわる
  • アースカラーを取り入れる

日本瓦を取り入れる

新築住宅で和モダンを取り入れるなら、屋根に日本瓦を使用するのがポイントです。黒や銀の瓦は、シンプルなデザインの住宅にもなじみやすく、風格のある佇まいを演出できます。

近年は軽量化された瓦も登場しているため、耐震性を確保しながら和風の外観を作ることも可能です。日本瓦のほかにも、格子や木目を外観にデザインに採用すると、和モダン住宅の雰囲気をより引き立てることができます。

重厚な雰囲気を求める方や存在感のある和モダンのデザインを目指す方は、日本瓦の屋根を選んでみてください。

屋根のデザインにこだわる

屋根の形状も、和モダンなデザインの重要な要素の1つです。緩やかな傾斜の切妻屋根を採用すると、重厚感がありながらもどっしりとした安定感のある佇まいを演出できます。

また、軒を深くすることもポイントです。深い軒の出は、夏の強い日差しをやわらげつつ、落ち着きのあるデザインを作ることができ、外観にも奥行きを持たせられるでしょう。

アースカラーを取り入れる

和モダンな家を演出するためには、外観の色合いもポイントです。アースカラーとは、自然にある色を基調とした落ち着いた色合いで、和モダンのシンプルで洗練された印象を引き立てます。

例えば、外壁にグレーや黒を使い、木目をアクセントに取り入れると、落ち着いた和の雰囲気を演出できます。玄関や門のアプローチ、テラス部分も、マッチした色にあわせることで、洗練された外観が完成します。

和モダンな家にするインテリアのポイント4つ

新築住宅のインテリアで洗練された和モダンの雰囲気を演出するには、以下の4つのポイントを押さえましょう。

  • 土間を取り入れる
  • 縁側から光を取り込む
  • 無垢材や塗り壁を取り入れる         
  • 坪庭をつくる

土間を取り入れる

和モダンな家のインテリアには、土間を取り入れるのも方法の1つです。土間とは、屋内と屋外をつなぐ空間のことです。土間は、外からの汚れを室内に持ち込まずに済むというメリットがあります。

玄関に土間を設けることで、屋外と室内の中間スペースが生まれ、靴のまま使えるエリアとして活用できるため、自転車やアウトドア用品の収納場所としても便利です。

また、キッチンに土間を配置するというアイデアもあります。水や汚れに強い土間の素材なら、掃除の手間が軽減され、使い勝手の良い空間を作れます。和の趣を残しながら、実用性も兼ね備えた土間は、和モダン住宅に最適な間取りです。

縁側から光を取り込む

和モダンな家では、縁側を作り自然光を取り込むのもポイントです。縁側とは、室内と庭をつなぐ半屋外のスペースで、日本では昔からくつろぎの場や通路として活用されています。

現代の和モダン住宅では、大きなサッシや障子と組み合わせることで、室内にやわらかな自然光を取り入れることができます。障子には、直射日光を和らげつつ、優しい光を拡散させる効果も期待できます。

また、リビングと縁側をつなげることで、庭の景色を楽しみながら、季節の移ろいを感じられる場所にもなるでしょう。

無垢材や塗り壁を取り入れる

和モダンな家のインテリアでは、杉やヒノキなどの無垢材や、塗り壁などの自然素材を活かすことで温もりのある落ち着いた空間を演出できます。無垢材は、木本来の質感や香りを楽しめるだけでなく調湿効果もあるため、室内の湿度を快適に保ちやすくなります。

また、壁には漆喰や珪藻土といった塗り壁を採用すると、独特の質感と陰影が生まれます。塗り壁は調湿性や消臭効果があり、快適な室内環境を保つのにも役立ちます。照明の光をやわらかく反射するため、落ち着いた印象を作りたいときにもおすすめです。

無垢材を新築住宅で使うメリットについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

関連記事:無垢材を使った家を建てる!メリット・デメリットを詳しく解説

坪庭をつくる

和モダンな家に坪庭を取り入れることで、限られた土地でも自然を感じられる空間が作れます。坪庭は、建物の一角や中庭などに設ける小さな庭のことで、古くから日本の住まいに取り入れられてきました。

現代の和モダン住宅では、室内の一部から坪庭が見えるように配置して、視覚的に広がりを演出する手法が人気です。玄関やリビングの一角に坪庭を設ければ、自然光や風を取り込みながら、季節の変化を感じられるでしょう。

坪庭には、玉砂利や竹などを取り入れると、洗練された和の雰囲気が際立ちます。夜間用に照明を加えれば、幻想的な空間をつくることも可能です。

和モダンな家を建てるなら専門家に相談しよう

家に帰るとほっとする、落ち着く住まいを求めている人に、和モダン住宅はおすすめです。新築住宅で和モダンを取り入れるには、外観では、日本瓦やアースカラーを取り入れ、シンプルながらも洗練されたデザインを意識してみてください。

インテリアでは無垢材や塗り壁、坪庭などを取り入れると、心地よい住まいを作れます。和モダンの家づくりは、素材やデザインの選び方が重要です。自分の理想に合ったスタイルを見つけるために、建築事例をチェックしたり、建築会社に相談するなどして、具体的なイメージを固めてみてはいかがでしょうか。

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