今後の住まい計画のなかで、新築一戸建てを建てたいとお考えの方は多いでしょう。
しかし、新築一戸建ての建築を検討する際は、「土地はどうやって探せばいいのか?」「新築一戸建てに使える補助金はあるのか?」など、わからないことも多く出てきます。
そこで今回は、加古川市で新築一戸建てを建てる方に向けて、新築一戸建てのメリット・デメリット、具体的な土地の探し方、利用できる補助金制度などについて、詳しく解説します。
記事の後半では、加古川市の情報や施工事例もご紹介するので、これから加古川市で新築一戸建てを建てる方は、ぜひ参考にしてください。
新築一戸建てとは?
新築一戸建てとは、法的な定義があるわけではないものの、新しく建てられた戸建て住宅を指すのが一般的です。また、建築完了直後でなくても、工事が完了してから1年以内であれば、新築に見なされることが多いので、中古一戸建てとなっている場合は、工事完了から1年以上経過していると判断できます。
なお、新築一戸建てには、建売住宅や注文住宅があり、それぞれ特徴が異なります。
建売住宅は、ハウスメーカーや工務店によって、住宅設備や間取りなどの家の仕様が決められているので、ライフスタイルや家族構成に合わせて自由に設計できません。
一方、注文住宅の場合は、土地選びはもちろん、間取りやキッチンやお風呂などの住宅設備を自由に決められます。使い勝手に合わせて部屋の大きさや設備の仕様を調整できます。
新築・中古などの一戸建てを建てるときの選択肢
ひとえに一戸建てといっても、新築の注文住宅、規格住宅、建売住宅のほかに中古住宅など、さまざまな選択肢があります。ここでは、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
選択肢① 新築の一戸建て注文住宅
新築の一戸建て注文住宅は、自由設計型住宅とも呼ばれており、希望に合った間取りや住宅設備を選べます。家族構成やライフスタイルに合わせてプランニングできることから、使い勝手がよく、住みやすい家に仕上がるでしょう。
また、キッチンやお風呂などの住宅設備はもちろん、床材や壁紙なども自由に選べるので、見た目を意識した家づくりも可能です。オーダーメイドで設計することから、費用はかかってしまうものの、世界に一つだけの空間をつくれます。
選択肢② 一戸建て規格住宅
新築の一戸建て注文住宅は、自由設計型住宅とも呼ばれており、希望に合った間取りや住宅設備を選べます。家族構成やライフスタイルに合わせてプランニングできることから、使い勝手がよく、住みやすい家に仕上がるでしょう。
また、キッチンやお風呂などの住宅設備はもちろん、床材や壁紙なども自由に選べるので、見た目を意識した家づくりも可能です。オーダーメイドで設計することから、費用はかかってしまうものの、世界に一つだけの空間をつくれます。
選択肢③ 一戸建て建売住宅
一戸建て建売住宅とは、すでに完成している一戸建て住宅または完成予定の住宅のことであり、土地と建物がセットで販売されているのが一般的です。ハウスメーカーや工務店が所有している土地に住宅が建てられるので、土地選びの手間を省けることに加え、地盤や敷地の調査の費用を省けます。
ただし、ハウスメーカーや工務店がプランニングした間取りや住宅設備をもとに建てられており、原則プランを変更できないので、必ずしも自身の家族構成やライフスタイルに合った間取りとはいえません。
一般的な注文住宅よりも購入費用は抑えられるものの、リビングや居室の広さ、配置のほか、キッチンや洗面化粧台といった住宅設備を自由に決められないので、使い勝手が悪いと感じてしまうことも珍しくないでしょう。
選択肢④ 一戸建て中古住宅
一戸建て中古住宅とは、過去にほかのだれかが居住したことがある一戸建て住宅のこといいます。また、過去の入居の有無にかかわらず、新築から1年または2年(※1)が経過した建物も中古住宅と見なされます。
あくまでも中古住宅なので、新築一戸建て住宅よりも購入費用を抑えられるのが特徴です。ただし、すでに完成している建物であることから、建売住宅と同様に間取りや住宅設備
を自由に決められないので、ぴったりの間取りや住宅設備が備わった物件を見つけられなければ、生活しにくくなる可能性があります。
(※1)フラット35においては、竣工から1~2年以上の住宅のことを中古住宅といいます。
新築一戸建てを建てるメリット
ここでは、新築一戸建て住宅を建てるメリットを見ていきましょう。
自分好みの間取りを実現できる
新築一戸建て住宅の中でも、注文住宅なら、自分好みの間取りを実現できます。家族構成に合わせた部屋数を設けたり、それぞれの部屋の広さを自由に決められたりします。
たとえば、リビングの広さは最低でも20畳は欲しいといった希望があれば、そのとおりの設計にして実現できるので、自由度の高い家づくりができるのが新築一戸建ての注文住宅のメリットです。
最新の設備を導入できる
キッチンやお風呂、洗面化粧台やトイレなどの住宅設備を自分好みに合わせて選べるのも注文住宅のメリットです。注文住宅であれば、自由に住宅設備を決められるので、自身が使いやすいと感じるものや、好みの色・スタイルの設備を選べます。
また、最新の設備を導入できるのも新築戸建ての魅力といえるでしょう。最近は、メンテナンスフリーのレンジフードなど、家事が楽になる設備も開発されているので、そういった使い勝手のいい住宅設備を選べるのがメリットです。
建物の修繕にメンテナンスがかからない
当然と言えば当然ですが、新築戸建て住宅の場合、中古住宅のように初期の段階で修繕費用がかかりません。中古住宅の場合、建物の状態によっては、入居前に修繕しなければならないことも少なくありません。
とくにクロスや床材などは経年により、シミやヨレが発生することから、修繕が必要なケースもあります。そのほか、外壁や屋根も定期的なメンテナンスが必要であり、中古住宅の場合は劣化状況に応じてメンテナンス対応が必要になるでしょう。
一方、新築戸建てであれば、入居時に修繕の必要がないのがメリットです。さらに、注文住宅であれば、耐久性の高い外壁や屋根、床材やクロスを選べます。耐久性の高い素材を選べば、メンテナンス頻度を抑えられ、修繕にかかる費用を節約できるのがメリットといえるでしょう。
税制の優遇措置が受けられる
新築一戸建てを建てるときは、住宅ローンを利用する方がほとんどでしょう。住宅ローンを利用すれば、住宅ローン減税制度を利用でき、初年度に確定申告をおこなうことで、減税措置を受けられます。
そのほか、固定資産税も減税対象となり、条件によっては5〜10年間、固定資産税が減税されます。
なお、土地と建物を購入する際は不動産所得税が発生するのが一般的ですが、新築一戸建て住宅であれば、減税の申請をすることで、不動産所得税を抑えることが可能です。
土地探しから新築一戸建てが完成するまでの流れ
新築一戸建て住宅を検討するうえで、土地探しから始められる方も多いのではないでしょうか。ただ、どのような流れで土地探しをすればいいのか、新築一戸建て住宅を建てる流れがわからない方もいるでしょう。
土地探しから新築一戸建て住宅を建てるうえで、予算決めに時間をかけるのが重要です。土地、建物にそれぞれどれくらいの予算をかけるのかを決めたうえで、条件に合う土地を探していきます。
また、最適な土地を見つけるためには、予算のほかにもエリア、周辺環境、広さ、ハザードマップも大切な要素となります。
新築一戸建てを建てるための土地の探し方
土地探しから新築一戸建てを検討する場合は、しっかりとポイントを踏まえたうえで、計画を進めることが大切です。
ここでは、新築一戸建てを建てるための土地探しのポイントを見ていきましょう。
エリアを決める
土地を探すときは、どのエリアに家を建てたいかを検討しましょう。自宅から会社までの距離や時間、さらに通学時間などを確認したうえで、希望のエリアを見つけるのが大切です。
そのほか、周辺環境の確認も重要です。周りに病院や銀行のほか、商業施設があるかなどを確認し、条件に合うエリアを探しましょう。
予算を決める
新築一戸建て住宅を建てるときは住宅ローンを利用することが一般的です。ただ、住宅ローンを利用するときは、資金計画をしっかり立てなければなりません。
毎月、どれくらいの金額なら支払えるのか、そして将来のライフイベントを見据えた資金計画が大切です。
そこから逆算して、予算を決めるのがおすすめです。なお、金利や借入期間によって、同じ借入額でも総返済額が変わります。
そのため、複数の金融機関の住宅ローンを調べて、どの住宅ローンが自身に合っているかを確認することが大切です。また、住宅ローンの種類によっては、団信への加入が条件となっていたり、金利優遇を受けるために給与受け取り口座に指定しなければならなかったりなど、さまざまな種類があるので、しっかりと比較して検討しましょう。
広さを決める
土地選びでは広さも重要なポイントとなります。どれくらいの建坪の家を建てたいから、駐車スペースは何台分必要なのかなど、実際の暮らしをイメージしながら、土地の広さを決めましょう。
新築一戸建てを建てるときの補助金制度
新築一戸建て住宅は、補助金制度を活用することで、お得に建てられることがあります。
ここでは、国や自治体の補助金制度を見ていきましょう。
国の補助金制度
国の補助金制度は、年度ごとに対象物件や補助額が変わり、また、予定よりも早めに締め切るケースもあるので、その都度内容を確認することが大切です。
たとえば、こどもエコすまい支援事業では、子育て世帯や若者夫婦世帯を対象に、ZEHレベルの基準を満たす新築住宅に100万円が補助されます。
【補助金対象者】
① 子育て世帯または若者夫婦世帯のいずれかである
子育て世帯:申請時点において、2004年4月2日以降に出生した子を有する世帯
若者夫婦世帯:申請時点において夫婦であり、いずれかが1982年4月2日以降に生まれた世帯
② こどもエコすまい支援事業者と工事請負契約を締結し、住宅を新築する方
「こどもエコすまい支援事業者」は、建築主に代わり交付申請等の手続きを代行し、交付を受けた補助金を建築主に還元する者として、予め本事業に登録をした住宅事業者です。
【対象となる新築住宅】
以下の①~⑦を満たす方が対象です。
① 所有者自らが居住する
② 十個の床面積が50㎡以上である
③ 土砂災害防止法に基づく、土砂災害特別警戒区域外に立地する
④ 都市再生特別措置法第88条第5項の規定により、当該住宅に係る届出をした者が同条第3項の規定による勧告に従わなかった旨の公表がされていないもの
⑤ 未完成または完成から1年以内であり、人の居住の用に供したことのないもの
⑥ 証明書等により、高い省エネ性能(ZEHレベル)を有することが確認できる
⑦ 交付申請時、一定以上の出来高の工事完了が確認できる
詳しくは「こどもエコすまい支援事業専用サイト 」をご覧ください。
加古川市の補助金制度
国からの補助金以外にも、自治体レベルで補助金制度があるところがあります。たとえば、兵庫県加古川市の場合、志方待ち、平荘町、上荘町、八幡町といった田園まちづくり地区へ移住、定住する方向けに、補助金制度が用意されています。
田園まちづくり地区に加古川市外から転入する場合は、転入にかかる費用が上限50万円を目途に全額補助されます。住宅取得に要する経費に加え、引越し費用なども補助の対象となるので、補助金を活用することで、お得に新築一戸建てを建てられます。
なお、補助金制度の内容は年度ごとに変更される可能性があるので、詳しくは「加古川市公式ホームページ 」をご確認ください。
加古川市のエリア情報
ここでは、加古川市がどのような街なのか、詳しく見ていきましょう。
加古川市は東播磨地方の中心部に位置しており、水や緑に囲まれた自然豊かな街です。一級河川である加古川が流れており、水の恵みを受けて発展してきました。
平均気温は15.9℃と比較的過ごしやすい気候ですが、エリアによっては冬になると0℃を下回ることも少なくありません。ただ、夏は温暖な気候がつづき、四季折々を感じられるでしょう。
※「加古川市公式ホームページ」より
加古川市の人口推移
ここでは、加古川市の人口推移を紹介します。
出典:加古川市「加古川市推計人口 加古川市の現状について」より
加古川市の人口総数を見てみると、平成7年頃よりほぼ横ばいなのがわかります。ただし、高齢者の割合が増えてきているため、高齢者も使いやすい家づくりが求められるでしょう。
おしゃれで住みやすい新築一戸建ての施工実例をご紹介紹介
加古川を含む兵庫県内で多数の施工実績がある大工産は、それぞれのライフスタイルに合わせたプランニングを得意としており、おしゃれで住みやすい家づくりをおこなっています。
ここでは、大工産の新築一戸建て住宅の施工事例を見ていきましょう。
新築一戸建て施工事例①|木のぬくもりを感じる暮らし
こちらの家では、自然素材がふんだんに使われており、木のぬくもりを肌で感じられ、吹き抜けが設けられることで、開放的な空間が演出されています。
新築一戸建て施工事例②|こだわりの素材で目覚める朝
こちらの家は、大工産こだわりの自然素材が使われており、いつまでも安全に安心して暮らせるような家に仕上がっています。1階の壁には漆喰が採用され、自然素材の力で調湿効果を期待できます。
新築一戸建て施工事例③|一年中快適に暮らせる家
大工産の家は、気密性や断熱性が高く、一年を通して快適に過ごせます。とくに、夏場は、エアコンを切っていても、断熱性の高さから涼しさが残っており、心地いい空間を体感できます。
新築一戸建て施工事例④|寒暖差を感じない家
大工産の高気密、高断熱の家のおかげで、寒暖差を感じず、いつでも快適に過ごせるのが魅力です。デザインと性能を両立するのは難しいものの、大工産の優れた技術と設計力により、おしゃれな空間と高性能を実現しています。
新築一戸建て施工事例⑤|北欧の雰囲気を大切にした家
こちらは、北欧好きなご夫婦の希望が詰め込まれた魅力的な自然素材の家です。天然無垢素材と北欧インテリアの調和が絶妙であり、おしゃれな雰囲気を演出しています。
まとめ
今回は、新築一戸建て住宅を建てるメリットや土地の探し方、土地選びから竣工までの流れに加え、国や加古川市の補助金制度を解説しました。
さらに、加古川市を含む兵庫県内のおしゃれな新築一戸建ての施工事例も併せて紹介しました。大工産は、天然の木材を使用し、木のやさしい温もりや香りを感じられる注文住宅を得意としています。
加古川市で、新築一戸建て住宅を建てたい方は、お気軽に大工産にご相談ください。
株式会社大工産は、兵庫県加古川市に本社のある地域密着の工務店です。
良質な木材だけを用い、夏は「さっぱり」、冬は「しっとり」、年中快適に過ごす事の出来る住み良い家づくりを得意としております。
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