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犬や猫のペットと暮らす木の家を建てたい方へ

2024.01.01

犬や猫のペットと暮らす木の家

ペットを飼っている方にとって、犬や猫は家族の一員である大切な存在でしょう。そのため、新しく家を建てる際は、人間だけでなく、ペットにとっても居心地の良いものにすることが大切です。

しかし、ペットと暮らす家づくりで何に注意すれば良いかわからず、困っている方も多いのではないでしょうか。また、一括りにペットといっても、犬か猫かによって習性も異なるので、それぞれに適したポイントを押さえておく必要があります。

そこで今回の記事では、ペットと暮らす家づくりで注意すべきポイントや、犬猫それぞれで意識したいアイデアなどについて、詳しく解説していきます。

記事の後半では、実際の施工事例もご紹介するので、これからペットと暮らす家づくりをされる方は、ぜひ参考にしてください。

ペットと暮らす家づくりで注意すべきポイント

人とペットが快適に暮らせる家づくりをするためには、いくつかのポイントがあります。

ここでは、代表的な4つのポイントについて、詳しく確認していきましょう。

ペットと暮らす家づくりで注意すべきポイント

ポイント① 滑りにくい床材を採用する

ペットと暮らす家づくりでは、床材に滑りにくい素材を使用することが重要です。

犬にしても猫にしても、ペットは家の中を自由に走り回りますが、そのために床に爪を立てています。その際、爪をたてる余地がなく滑りやすい床だと、ペットの脚に余計な負荷がかかり、怪我やストレスの原因になります。

滑りにくい素材としては、特に木の無垢材がおすすめです。無垢材は、天然木本来の柔らかさがある床材なので、ペットがしっかり爪をたてられ、ストレスなく家で過ごせるようになります。

ポイント② 日の当たる窓際スペースを確保する

ペットと暮らす家づくりにおいて、犬猫がくつろげるよう、日の当たる窓際スペースを確保することもポイントの1つです。

まず、犬は外の景色を眺めるのが好きな子が多いです。そのため、広々と外を観察できる窓辺に居場所を用意してあげるとよいでしょう。犬が外を眺めやすいように、窓の位置を低めに設定するのもおすすめです。

また、猫は1日の半分以上を睡眠に費やすので、日向ぼっこしながら昼寝できるスペースが必要です。日の光に当たるとセロトニンという物質が体内に分泌され、それによってリラックス効果が得られたり、生活リズムを整えたりする効果が得られます。

ポイント③ キッチンに侵入しないように工夫する

ペットと暮らす家づくりでは、キッチンに犬猫が侵入しないように工夫することが求められます。

キッチンには食材や調理器具など、犬猫が興味を持ちやすいものがたくさんあります。しかし、中には包丁などの鋭利なもの、火や熱湯などの火傷の恐れがあるものがあり、大変危険です。

そのため、キッチンの出入り口にフェンスを設けるなど、ペットが侵入しないような対策しておくと安心でしょう。

ポイント④ 脱走防止対策を取る

ペットと暮らす家づくりでは、犬猫が脱走しないように対策することも重要なポイントです。

戸建て住宅の場合、玄関やベランダなどから、ペットが脱走する可能性があります。また、人の感覚では脱走不可能と思われるような狭い動線でも、ペットにとっては容易な脱走経路になることがあります。

そのため、玄関には内扉、ベランダにはフェンスを設けたり、小窓は滑り出し窓にしたりと、脱走時のゴールになる場所に対策をしておくと安心です。

犬と暮らす家で意識したいアイデア

ここでは、ペットのうち、特に犬と暮らす家づくりをする際、意識しておきたいアイデアを4種類ご紹介します。

愛犬と快適に暮らしたい方は、ぜひ参考にしてください。

犬と暮らす家で意識したいアイデア

犬と暮らす家のアイデア① 飼い主の傍にいられる場所をつくる

犬と暮らす家づくりでは、犬が飼い主の傍にいられる場所をつくるように意識しましょう。

犬は野生の頃、群れで生活をしていた動物です。家で飼われている犬の場合、群れは家族であり、その中にリーダーとなる飼い主がいることになります。

犬は基本的に群れの中、そしてリーダーの傍にいると安心感が得られます。そのため、リビングなど家族がよくいる場所に、犬の居場所をつくってあげましょう。そうすることで、犬のストレスを大きく軽減させられます。

犬と暮らす家のアイデア② 低い位置の気温、床の温度に注意する

犬と暮らす家づくりをする際は、足元など低い位置の気温や、床の温度に注意しましょう。

犬は常に人間よりも低い位置にいるので、人間にとって快適な室温でも、犬にとっては暑かったり寒かったりすることがあります。

また、犬は汗をかかず、主に舌を出して呼吸するパンティングという行動で体温調節を行います。これは発汗よりも効率が悪いので、温度が高い夏場などは、熱中症に注意が必要です。

そのため、夏場に冷たくて気持ち良い土間を設けたり、冬用に床暖房を設置したりして、低い位置での居心地にも配慮してあげるようにしましょう。

犬と暮らす家のアイデア③ 階段の傾斜を緩やかにするか、平屋にする

傾斜が急な階段は、人間にとっても負担になりますが、4つ足で昇り降りする犬にとっては、さらに大きな負担となります。

特に、犬が年老いてくると負担が増加し、思わぬ怪我などに繋がる可能性があるので、注意が必要です。

そのため、家に階段を設置するのであれば、なるべく傾斜を緩やかにし、途中に踊り場を設けるなどして、昇り降りの負担を少なくしましょう。また、ある程度広い敷地が確保できるのであれば、階段のない平屋構造にすると、人にも犬にも負担が少なくて安心です。

犬と暮らす家のアイデア④ 庭にドッグランをつくる

敷地に余裕がある場合は、庭にドッグランをつくると良いでしょう。

犬は運動することがストレス解消になるため、散歩に毎日行くのが望ましいですが、飼い主の都合でそれが難しいことも多いです。その点、庭にドッグランがあれば、一緒に散歩に行かなくても運動させられるので、犬の運動不足を解消できます。

ドッグランをつくる場合は、怪我をしにくく、出入り時の汚れを最小限にするため、天然芝や人工芝、ウッドチップなどの素材を地面に敷いておくのがおすすめです。

また、運動中に誤って外に飛び出すことがないよう、しっかり高さがあり、強度の高いフェンスを設置しておくようにしましょう。

猫と暮らす家で意識したいアイデア

ここでは、猫と一緒に暮らす家を作る際、意識したいアイデアを4つご紹介します。

愛猫との生活をより良いものにしたい方は、ぜひ参考にしてください。

猫と暮らす家で意識したいアイデア

猫と暮らす家のアイデア① 猫だけのパーソナルスペースをつくる

猫と暮らす家では、猫だけのパーソナルスペースをつくることが非常に重要です。

犬が集団生活を好む一方で、猫は1匹の空間や時間を重視する習性があります。それゆえ、飼い主や他のペットが入ってこない自分専用のスペースがないと、ストレスに繋がりやすくなります。特に、猫は排せつする姿を飼い主などに見られることを嫌うので、トイレの場所にも注意が必要です。

そのため、猫と暮らす家づくりをする際は、トイレを含め、猫が1匹になれる空間を複数用意しておくと良いでしょう。

猫と暮らす家のアイデア② 高所に登れる猫用の階段を設ける

猫は基本的に、高いところが好きな動物です。特に目的がない場合でも、高いところに登って周囲を観察したり、そこでくつろいだりする習性があります。

高所に登れない状態が続くとストレスが溜まり、キャビネットやカーテンレールなどに無理やり登り、家財を壊してしまうリスクがあります。

そのため、猫と暮らす家づくりをする際は、猫が高いところまで行ける動線として、猫専用の階段を設置するのがおすすめです。

猫と暮らす家のアイデア③ キャットウォークをつくる

猫は犬と違って、基本的に外で散歩はしないため、運動不足に陥りやすくなります。それを防ぐため、猫と暮らす家づくりでは、キャットウォークを設置するのがおすすめです。

先述の通り、猫は高いところを好むので、キャットウォークもできれば高い場所に設置すると良いでしょう。梁などを活用すれば、人間の生活スペースを圧迫することもありません。

また、猫は狭い場所を好む習性もあるので、キャットウォークの要所に狭いくつろぎスペースを用意しておくと、より喜んでもらえるでしょう。

猫と暮らす家のアイデア④ 爪研ぎの専用場所をつくる

猫は野生で狩猟をしていた頃の名残りで、武器となる爪を定期的に研ぐ習性があります。しかし、そこかしこで爪研ぎをされてしまうと、家具や壁などが傷だらけになるので、専用の爪研ぎ場所を用意しておくと安心できます。

特に新しい家では、猫自身もどこで爪研ぎをすべきか悩むので、最初にしっかり場所を用意して躾をしておくことが重要です。

お気に入りの爪研ぎ場所があれば、猫にとっての気分転換にもなり、ストレス軽減の効果も得られるでしょう。

ペットと快適に暮らすなら大工産の「木の家」がおすすめ

ペットと快適に暮らす家をつくるなら、大工産の「木の家」がおすすめです。

木の無垢材を豊富に使用した木の家は、人間にとって住み良いのはもちろん、ペットにとっても居心地の良い空間が実現できます。

ここでは、大工産の木の家がペットと暮らす家におすすめである理由を、3点に分けて詳しくご紹介します。

ペットと快適に暮らすなら大工産の「木の家」がおすすめ

おすすめ理由① 木の無垢材がペットの足腰に優しい

大工産の建てる家では、通常の家の約2倍もの木材を使用しており、天井や壁はもちろん、床材にも天然無垢の木材が使われています。

無垢材を使用した床は、ペットが爪を立てやすいため、足腰に負担がかかりません。そのため、ペットを家の中で自由にのびのびと運動させるには、最適な床材だといえるでしょう。

また、大工産の用いる木の床は、適度な柔らかさがあるので、ペットだけでなく、人間の足裏にも心地良さを感じさせます。

おすすめ理由② 人間もペットも快適な「22℃の家」

大工産の木の家は、「22℃の家」というコンセプトで建てられています。

これは、1年を通して足元が22℃に保たれることを意味しています。足元は22℃、それ以外の室内は少し低い温度に保たれることで、人だけでなく、ペットにとっても快適な居心地が実現します。

特に、常に低い位置にいる犬にとって、床周辺の温度は重要なポイントです。足元が22℃に保たれていれば、暑い夏場から寒い冬場まで、ペットとストレスなく過ごせるでしょう。

おすすめ理由③ 室内湿度が一定でカビやダニが繁殖しにくい

大工産の木の家は、1年を通して室内の湿度が一定に保たれます。その結果、カビやダニが繁殖しにくく、ペットの健康状態を良好に保てます。

カビやダニは、湿度が60%より高い状態だと繁殖しやすくなります。また、反対に湿度が低すぎる場合も、ウイルスが蔓延して体調を崩しやすくなります。

その点、大工産の木の家は、木材による自然の調湿効果と、計画的な24時間換気によって、1年を通して湿度が40~60%に保たれるように設計されています。そのため、カビやダニ、ウイルスなどが繁殖しにくく、人間にもペットにも快適な暮らしが実現できるでしょう。

大工産が建てたペットと暮らす家の実例

最後に、大工産が実際に建てた、ペットと暮らす家の実例をご紹介します。

大工産が建てたペットと暮らす家の実例

こちらでは、ペットの猫「タビ」と暮らす前提で、ご夫婦が木の家を建てました。

リビングには猫のための猫台(キャットウォーク)を設置し、空間をともにしながらも、人間と猫の両方が快適に過ごせるように工夫されています。

リビングには猫のための猫台(キャットウォーク)を設置し、空間をともにしながらも、人間と猫の両方が快適に過ごせるように工夫

また、ご夫婦共通の趣味であるアウトドア用品をすっきり収めるため、収納にもこだわった家づくりがされています。

特にこだわったのが玄関のシューズクロークで、靴はもちろん、オフシーズンのスポーツアイテムなども収納できるように工夫されています。

特にこだわったのが玄関のシューズクローク

荷物を適切に収納することで、猫が不用意に触って壊したり、怪我をしたりするリスクもなくなり、それぞれがリラックスして暮らせる家に仕上がっています。

荷物を適切に収納することで、猫が不用意に触って壊したり、怪我をしたりするリスクもなくなり

引用:猫の「タビ」と過ごす優しい日々。

まとめ

今回は、犬や猫のペットと暮らす家をテーマに、注意すべきポイントや意識したいアイデア、実際の施工実例などをご紹介してきました。

ペットが快適に暮らすためには、犬や猫など、ペットの習性に合わせた家づくりが重要です。また、どちらの場合も家の中で動き回りやすいよう、床材には滑りにくい木の無垢材を使うのがおすすめだといえます。

私たち大工産では、丁寧なヒアリングと確かな技術力をもとに、お客様のご要望・ご予算に合った最適な注文住宅をご提供します。

今回ご紹介したように、犬や猫などのペットと暮らすうえでも最適な木の家を設計いたします。ペットと暮らす家づくりを検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。

株式会社大工産は、兵庫県加古川市に本社のある地域密着の工務店です。
良質な木材だけを用い、夏は「さっぱり」、冬は「しっとり」、年中快適に過ごす事の出来る住み良い家づくりを得意としております。
兵庫県加古川市、高砂市、稲美町、播磨町、姫路市、その他近隣市区町村で注文住宅をご検討中の方はぜひ一度御覧ください。
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